無花果のパンチングボール

食句塾季刊誌vol.54 秋号 合評会

案山子の巻頭30句
食句塾らしく、すべて食べ物俳句

・紅玉を探して昭和遠くなり
・サフランや幾万のめしべ処女のまま
・曖昧な奴と別れて鷹の爪

・無花果や往復びんた痛い
季語のとりあわせが無理やりでは。
ボクシングのパンチングボールといわれて、なるほど。