<佐藤家のひなまつり>

春宵の灯に浮かび上がる雛飾り。
知り人ぞ知る<佐藤家のひなまつり>
全く知らなかった。

数寄者である当家ご主人のコレクション。
あふれんばかりの雛ではあるが、一番は
江戸期からの享保雛の内裏雛の圧倒的な迫力。
吉宗が享保の改革で倹約を強いなければならないほど、
元禄余波の絢爛豪華妖気漂う人形である。
どれだけの歴史をクールに見てきたのだろう。

雛の節句前後4日間ほどを毎日1000人が訪れる。
「お茶をご用意してます、どうぞ」
見終わったあと、裏の別棟で和菓子と抹茶が振る舞われる。
これがすべて無料。
30年間、シーズン5000人に無償のコレクション開放。
しんじられない太っ腹。
さすが上方の粋人、ここにあり。

(きょう6日夜8時までやっています、是非かけつけるべし)