1130
避けがたき寒さに坐りつづけをり : 松本たかし

 

1129
床下に水たくはへて鰐を飼ふ少女の相手夜ごと異る : 松平修文

 

1128
迷って来たまんまの犬で居る : 尾崎放哉

 

1127
人とゐて深く呼吸のできる夜 肺を得たりし魚のごとくに : 睦月都
1126
一枚の落葉となりて昏睡す : 野見山朱鳥