【遭遇一句 -2019】01・21〜01・25

0125
水仙や古鏡の如く花をかかぐ : 松本たかし

 

01/24

ふる雪は声なき鎖わたくしを遠のくひとの髪にもからむ : 大森静佳

 

0123
性愛はうっすら鳥の匂いせり : 石部明

 

0122
君が行く道の長手を繰り畳ね焼き滅ぼさむ天の火もがも : 弟上娘子

0121
結局は天竺さびし股火鉢 : 山田耕司