「残せなかったものたち」

ココルームの一日店長::
戦後、大阪砲兵工廠の跡地に鉄くずを取りに
来る集団をアパッチと。
これは小松左京の小説にも出てくるのでよく知られているが、
釜ヶ崎の大阪社会医療センターはアパッチと呼ばれていたそうだ。最近まで。
長年この地区で医療関係に携わってきた女性から
今に至る生活保護政策の歴史など。
お持ち帰りいただいた本は「古伊万里の蕎麦猪口・酒器」

*ココルームスタッフの高橋亘くんが写真集を上梓。
「残せなかったものたち」
社会の熱い坩堝に窯変する釜ヶ崎の風景であり、
そこに辿りつき格闘成長する青年の記録である。