バラフ、ロマネスコ、インカのめざめ

野菜の時代。
浪速伝統野采、京野菜、加賀野采。
源助大根、万願寺唐辛子なんぞ、名前だけでも
うまそう、いやうまい。それにそこらへんの市場でも
売ってるようになった。

西洋野采の成功派はアイスプラント。
バラフであちこちみはじめたら、
プッチーナ、シオーナ、ツブリナ。これみんな同じ野采。
それだけあちこちで商品名をつけて販売競争か。
エシャロットが全国にまちがったまま、おんなじ名前で
流通してるのに、こっちの場合はまちまち。
よおわかりません。

ロマネスコも成功派。
ローマ近郊で開発されたというのが意外。
だいぶポピュラーになってきた。

プンタレッラ、ツリーケール、スイスチャード。
このあたりは、一般化はせえへんでしょう。

インカのめざめ。
これも成功派。
手にはいりやすくなったけど、あきらかに
品質の悪いものがある。
元来、小粒。
でっかくて、品種改良したのか、
黄金の色がうすくなってるものにあたる。
へんにビジネスにめざめないで、
ねむっててほしい。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
【タイム食句】
うまさうな雪がふうはりふはりかな : 一茶