・恥の多い冒頭ですが新走 : 主水

食句塾 10月例会
第229回になる。
今回も新人が初参加。今年になって2名増えた。
といっても全員揃っても15名。
こじんまりして句会には最適の人数だ。

ほかの句会では無視されるような2句が
最終の天の句の決戦選考にのこる。
それも最初の選句段階ではほとんどスルーされていた句である。

・恥の多い冒頭ですが新走   : 主水
・手足胴に頭をのせて確かな朝 : 林子

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★10月21日(第3日曜)
季刊誌・秋号 合評会

★11月4日(第1日曜)
秋の吟行:淀競馬場
兼題: 爪楊枝 ・ 秘
あとは吟行句を3句

織太夫『壺坂観音霊験記』

もう今年はパス・・・
いや、織太夫さんだけは。

中央公会堂、ここで文楽見るたんび、
杉本博司の劇場シリーズを想う。

ちなみに、演目は
『壺坂観音霊験記』。
明治期の新作で物語に起伏がない。
しかし、織太夫が語れば、劇的。

【 タイム食句】 10・06〜10・10

10・10
モナリザに八重歯とろろ汁好きそう : 三好飛白
〜〜口角上げる日々のたしなみ

10・9
別れたと遠くに聞いてあのひとのニッカの壜を棚に眺めつ : 蔦きうい
〜〜モルトからもっぱらバーボンハイボール

10・8
左手に右手が突如かぶりつく : 阿部青鞋
〜〜乳首がふいにためいき漏らす

10・7
「おまえとは結婚できないよ」と言われやっぱりたべている朝ごはん : 俵万智
〜〜サーモンの游ぐノルウェイまで脱走

10・6
がつくりと抜け初むる歯や秋の風 : 杉山杉風
〜〜インプラントの破産宣告

『地蔵とリビドー』

『地蔵とリビドー』

2年前のシネ・ヌーヴォで
『 A Short Film About DISTORTION 』
ここから笠谷圭見さんの『 PR-y 』の活動を知ることに。
テキスタイルへの取り組みセンスが抜群で、ファンは多い。

今回は『やまなみ工房』個々の作家をオムニバス的に。
OPUS 8 小タイトルで<地蔵とリビドー>とあるが、
それはこの作家一人の特徴ではなく、
すべての障害者アーティストに潜在する
内的表現欲求のリビドーであろう。

金理有 金ピカ大狸

キャッホー 金ピカ大狸。
信楽レジデンス、<陶芸の森>でしかできない大窯で
4日前に焼きたてほっかほっか。
金理有 個展。
高島屋の東京、横浜と巡ったあとの大阪かよ、
大阪でタヌキ初見参というなら、それも許そう。

ヒマラヤの塩、ええ塩梅の窯変かいらぎ。
料理も器も塩少々。

『創作仮面館』

STRANGE KNIGHT
自分のことをストレンジ・ナイトと名乗る。
『創作仮面館』の中で素顔を明かさないで
日常を暮らす男。

<がん治療のため作品販売をします>
その告知がクシノテラスからされていた。
お気に入りがたくさん。
それから間無し。亡くなられた。

作品が送られてきました。
早速、世沙弥コレクションの仲間入り。

『あべのでじゃくったれ』

雀太、あべのハルカスも侵略征服。
『あべのでじゃくったれ』

雀太が「天王寺詣り」「皿屋敷」の二席。
雀太がはじめての弟子をとった。源太。
なんとそのデビューとなった高座が「延陽伯」。

雀太、低くうなりのような抑揚での間のとり方は
独特で、噺家としての文体を確立している感あり。

【 タイム食句】 10・01〜10・05

10・5
口づけは肉と肉との戦いでレモンの味がするはずもなく : 川谷ふじの
〜〜血混じりの痰のむ覚悟昂る夜

10・4
血の音の昂るままに栗打つや : 堀本裕樹
〜〜カフカの城をモンブランする

10・3
肉まんを鋼箱はがねのはこに閉ぢこめて極超短波からみあふみゆ : 都筑直子
〜〜のぞき見で動体視力鍛えけり

10・2
椎茸や人に心のひとつゞつ : 上田信治
〜〜牡牝ちがふわたくしがゐる

10・1
葡萄啖ひうきたる歯ぐき噛みてをり己れの内部(うち)の悪を覚ますと : 塚本邦雄
〜〜交わりて口内炎を攻めあぐる

『現代芸術のエポック・エロイク』

チャーミーがボロ家の外でないてます。
そんな時間は先輩から借りた本を読みまする。

『現代芸術のエポック・エロイク』
〜パリのガートルード・スタイン

金関寿夫さんが1990年『ユリイカ』連載。
軽いエッセイ風が粋っす、
かるく読売文学賞もろてはる。

泉鏡花『海神別荘』

泉鏡花『海神別荘』
2009年歌舞伎座

シネマ歌舞伎では、本編の前に
玉三郎が泉鏡花を語る映像。
鏡花の耽美世界と舞台演出の
メイキングシーンはナイス編集。

9年前の海老蔵、
鏡花の魔界には貫禄不足だが、
時分の花が。


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