アザラシの手でも借りたい

クーラーガンガンにして
ギンギン冷してんねんけど、
なかなかキンキンまでいきませんわ。
お客様から、あついですねぇ。
すいません、せめて。。。

氷をみせて・・・アザラシの手でも借りたい。
風をみせて・・・自分の足で踏んでくださいね。

日本振袖始 藤蔵・織太夫

日本上空を襲った逆走台風は
ヤマタノオロチの化身、
スサノオが退治してくれた。
台風一過の文楽はそんなことを
おもわせてくれる大スペクタクル。

お姫様が大好きな酒でぐでんぐでんに酔っ払って、
大蛇の本性を現して変身。

藤蔵率いる三味線5人。
織太夫の浄瑠璃軍は4人。
総勢9人が大音声で攻めまくる。
人形はヤマタノオロチの勘十郎。
そこにスサノウ玉助登場。

先月は中学、高校、学校単位の鑑賞会が
あったが、この舞台こそ少年たちに見てほしい。
文句なしにおもろい。
見たあとこころが晴れ晴れとする、これが
世阿弥いうところの<面白い>。

【 タイム食句】 07・26〜07・31

7・31
手から手へわたるバナナのやはらかな果肉に刻まれる未来史が : 塚本邦雄
〜〜放おっておけば書き散らす魔王の書記

7・30
死の話少しだけして冷素麺 : 浅川芳直
〜〜茗荷が忘れて恨みを残す

7・29
嫁として帰省をすれば待つてゐる西瓜に塩をふらぬ一族 :  本多真弓
〜〜次男です、それだけで危機乗り越えて

7・28
音楽で食べようなんて思うな蚊 : 岡野泰輔
〜〜低空飛行で生きると決めた

7・27
冷蔵庫の麦茶を出してからからと砂糖溶かしていた夏の朝 : 穂村弘
〜〜アルマイト麦茶冷やすは井戸水で

7・26
白玉と待たされてゐる四畳半 : 鈴木鷹夫
〜〜ネクスト感に息詰まるとき

トマト切り冷し蕎麦

通いたくなる蕎麦屋さんに二通り。
①挽き方、産地を変えて、もりそばだけの求道系
②季節折々のアレンジで官能をくすぐるアート系

柿木畠のこの店は②、冴えは抜群。
トマト切り冷し蕎麦:
更科粉にトマトを練りこんだ蕎麦切りは涼し気な朱色。
上にトマトシャーベット。ここまでなら普通でしょ。
最後に碗に残ったおだしに魂がこもっている。
トマトの旨味が醤油だしに見事にマッチ。
このおだしだけで、蕎麦抜きでいいっす。

みょうがそば:
どうよ、このこんもり。
かきわけてもかきわけてもむらさきの風。

赤いか天そば:
こうなってくると、蕎麦屋の定番、
天ぷらそばがものたりなってくる。
ところが、素材がこの時期の赤いか。
ここで冷酒が引き立て役に。
地酒の「竹葉」。さらには「五凛」。

初デヴューの倉崎稜希

先日のART OSAKA で
初デヴューの倉崎稜希。

BSジャパンの取材で、
アート購入のリアルシーンに
この前で作家さんとトーク撮影。
個人的に思い入れのある作品となった。

コレクションのたのしみは、
茶席と同じく、見立てと取り合わせ。
まずは、五木田智央と並べて。

七搦綾乃 <アペルト 08>

七搦綾乃 <アペルト 08>

おもろい。
軟体呪界生命感。

『直島誕生』秋元雄史

利休であれば、名物を有難がる価値観を否定して
一気に<わび茶>につきすすんだ10年間の具体的な
動きを知りたい。
民芸運動であれば、柳宗悦が雑器、職人をどう紹介したか、
関東大震災後の10年の展開を知りたい。

直島であれば、目にしている。
みるみるうちに世界的な瀬戸内芸術祭に。
ベネッセハウスのオープン直後から宿泊している。
しかし、同時代にみてきたはずの現代アートの動きも
もはや証言者によって大きくちがってきている。

『直島誕生』はこの画期的な美術運動の初期、
1991年から2006年までの15年間に絞った
秋元雄史によるドキュメント。
作品、作家をみてきているだけに、面白みは10倍増。
アートの本にもかかわらず、写真紹介が皆無。
権利問題が絡んだ故のことだろうが、
結果として、文章のみが読み手を引きずり込む。

鈴木大拙 と ゲンゲ

鈴木大拙館 (設計・谷口吉生)
思索空間、
ぼお〜〜っと、ボケにまかせて。。。

さて、酒の肴はゲンゲにきまっちょる。
この顔、見てよ。
幻の魚は、下魚である。
語源は<下の下>、すばらしいこの生き方。
大拙哲学の<無相・無心>に通じるではないか。
地酒『竹葉』にもう酔っぱらいはじめてる・・・

<いしり> 発見。
いしる ではない。
いしり。
能登の外浦で、イワシ原料=いしる。
富山湾内浦の、イカ原料=いしり。

【 タイム食句】 07・21〜07・25

7・25
抽象的な人間と人に言はれしことまた思ふ夕餉のサラダをまぜてゐて : 大西民子
〜〜唯物論暑さでへたる下半身

7・24
青へらす空に海南鶏飯(カオマンガイ)のたれ : 佐藤文香
〜〜ドタキャン続きダークダックス

7・23
われはいま炙り〆鯖 焼かれつつまだからうじて刺身をたもつ : 田村元
〜〜焼き霜の穴子のおやじ双子仕立て

7・22
とれとれのきときとばかり食べて汗 : 村井康司
〜〜オーラ放てり敗者のラガー

7・21
菜箸をさし入れ左右にほぐしたし本日の雲かたまりやすく : 佐藤モニカ
〜〜入道の脳天かち割ったろか

『起点としての80年代』21世紀美術館

大阪が暑い、日本中が世界中が暑いなら、
金沢だけが涼しいわけがない。
ならば、美術界の80年代の熱い状況を
21世紀美術館で汗にまみれつつ。

『起点としての80年代』
部屋は7室。
今村源と松井智恵のふたりで1室。
いまMEMで個展開催中の石原友明は
舟越桂、日比野克彦らと大きい部屋。

水の飲み過ぎでトイレに。
宮島達男展示室の隣りにあった。
便器に座ると、なんと目の前にピピロッティの作品が。
もう10回近くこの美術館にきているが、
いつもちがうフロアを利用していたので、
全くこれは知らなかったのだ。


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