10・31 色付くや豆腐に落ちて薄紅葉 : 松尾芭蕉 〜〜人肌燗で頬ほんのりと 10・30 許したまへあらずばこその今のわが身うすむらさきの酒うつくしき : 与謝野晶子 〜〜グルジアのワイン
カテゴリー: 短歌・俳句周辺
カバの尻尾 : 食句塾吟行
カバの尻尾。 金色に輝くフサフサはちょっとした衝撃。 ちなみに、サイと象はこんなもん。 食句塾吟行で天王寺動物園。 ハリネズミの分類は無盲腸目というらしい。 ・無盲腸目友を選ばば黄落期 : 大象 ・・・・・・・・・・・・
食句塾 祝・季刊誌50号 17年目
食句塾 季刊誌 50号記念 合評会 編集後記を飛白さんが書いてくれています。 1998年8月の第1回からはや17年。 俳人も俳句賞受賞者の一人も輩出されることなく、 ただ淡々と積み重ねた句会と季刊誌の号数。 その成果は、
【 タイム食句】 10・21〜10・25
10・25 ラーメンのなると沈めて薄ら寒 : 馬場杏 〜〜底に潜んだ龍におあずけ 10.24 コロッケ屋のおやぢは客がをらぬとき笑ひぬ棚のテレビ見あげて : 日置俊次 〜〜浮いたまま揚げても
【 タイム食句】 10・16〜10・20
10・20 餓ゑたるボクサーが食ふ胡桃一個うまきこと牛一頭分とぞ : 高野公彦 〜〜リングでの血のステーキの味しめる 10・19 匙なめて少年の日をくもらせる : 大本義幸 〜〜骨付きそろえ飽か
慶沢園での秋の吟行 OK句会
OK句会 5回目は秋の吟行。 慶沢園なかにある長生庵での茶会に 参加させてもらうことになりました。 ご亭主は若手茶人のお二方。 わざと崩して親しみやすさに媚びた最近の茶会ではなく、 本格派の清々しい茶事。 そのなかでも、
【 タイム食句】10・11〜10・15
10・15 明るいうちに隠しておいた鹿の肉 : 樋口由紀子 〜〜血抜きが下手でコンソメ臭し 10・14 明日といふ匿しどころのおぼつかなみどりごの上顎のウエハース : 平井弘 〜〜みせてごらん喉
【 タイム食句】 10・06〜10・10
10・10 もっちりと寄り添いて来るひだる神五臓のつかれをともないてくる : 沖ななも 〜〜兄弟(おとと)夢は五臓の疲れなり 10・9 原爆も種無し葡萄も人の智慧 : 石塚友二 〜〜エイズ倒せる日
『怪斗・大象 両吟』46巻目
つづいて別口の歌仙反省会 『怪斗・大象 両吟』 2012年から4年目ですでに46巻 こっちの反省会は毎回蕎麦屋。 文目堂・喜らく・守破離・月山・ つたや・なにわ翁・はやうち・ マサ・土山人・からに・藤乃 と場所を変え、い
<らんたん歌仙>反省会
<らんたん歌仙>反省会 今年の元旦発句が第1回歌仙のはじまり。 今回ですでに5巻クリア。 継続の秘訣は毎回うまいもんを食う反省会なのだ。 ここの舌(タン)の魅力はほかに教えたくない。 〜〜〜 なりすましから残暑お見舞い