儀間太久実さんの口笛を聴きました。 ボーカルそのものを人間楽器とはいいますが、 口笛はとてもわかりやすい楽器ではありますね。 15人ほどが集団で音を安定して発する練習を しているのも聴いたが、比較すれば儀間さんの 技能が
島ごとにつたわる怪しき儀式
少数民族のきえていく言語を文化として守る動きがある。 日本でも、やっと方言を生かす動きに変わってきた。 島ごとに言葉がちがう。島ごとに酒の飲み方がちがう。 夜通しでおとこらは怪しき儀式にふける。 地元の人たちとそんな風習
巨大蝉が襲いかかるジュラ紀の島
大きな島からちっちゃ島へ。 ゴマ畑に立っていると、呪いのうなり声を発しながら こぶし大の飛行物体が空中戦さながらに飛び交っています。 恐怖にたちつくすだけ。まるでジュラ紀の3Dの世界。 蝉でした。巨大な蝉です。 地元の人
少年の胸を貫通する魚「だつ」
ゴマ栽培も中盤から後半へ。 大きな島から小さな島へ飛行機をのりかえて。 青空に雲がむくむく湧いています。 島ごとに雲がちがいます。 海も透きとおっていて、 うみへびか太刀魚のような魚がみえます。 夜、海中で懐中電灯を照ら
鰻重やマツコデラックス寝返る/玉庵
食句塾の席題「鰻」。 巨漢の寝返りに感じる、重量感や暑苦しさ、派手、 豪華、黒づくめが鰻重にピタリ重なって高得点。 単なる寝返りでは、おもろうない。 オカマを軽蔑する人種や逆にゲイにすりよる連中には、 いつでも堂々と寝返
『なんじゃろ』という名の洋食屋
ちょっと名前がまちがってるよ、っていいたくなる。 ご主人とおぼしき人物は若い頃から洋食に惹かれた、 というような粋で品格がある。ベタな名前をつけるタイプでは ない、とすれば<なんじゃろ>というのは何か別の意味が あるのか
『麗子』は小磯記念美術館に登場してます
<麗子登場!>のコピーをみて兵庫県立美術館の方に いったら、”1点しかない、サギやないか”となります。 六甲アイランドにある美術館にまわれば 『画家岸田劉生の軌跡』で麗子を堪能できます。 麗子は、口元にモナリザの微笑みを
耳の穴から手ぇつっこんで
奥歯ガタガタいわしたろか、ちゅうギャグを 懐かしく思い出した『アウトレイジ』。 この中華料理屋の親父の耳に箸を突き刺すシーンは てなもんや三度笠のギャグ。 歯医者の診療台で口腔をドリルでえぐるシーンと そのあとの石橋蓮司
現代の”悪所通い”ゆうたら、どこやろね。
「悪所」とは、江戸時代の遊郭と芝居町。 大阪のマルチタレント・井原西鶴は悪所をいきいきと いきた男。『好色一代男』『男色大鑑』『世間胸算用』 なんてタイトルだけでも不朽の名作。 元禄 :西鶴・芭蕉・近松 享保 :秋成
なぜタブーは<食>と<性>に多いのか?
してはいけないこと。 だから、しないか? だから、してしまうのか? ゲテモノには食いもんでも人間でも おおいに興味がある。 『世界奇食大全』なんてタイトルがあると つい読んでしまう。 <駱駝のコブ>などの入手不可能なもの