なんでも食べる。好奇心と順応性が高いから海外出張で 日本食を恋しいなんて、ちぃとも。トルコではオリーブ、 ヨーグルト飲料のアイランがうまい。せやけどいざ大阪 に戻ると時差ボケとれないままの舌がうどんを恋しがる。
ハインリッヒの法則>1:29:300
胡麻組合で<コンプライアンス徹底>について農水省の 説明会。雪印以後は不二屋・ミートホープ・白い恋人が 事例の御三家。1つの大災害には軽い29の事故があり その前に300回ヒヤリとしたりハッとしたことがある。
『万葉集の<われ>』 佐佐木幸綱 著
古来、宴席では男女ともにいろんな季節の花々を髪に挿 した。もともとは植物の生命力を身に吸収するためで、 花は生命のエッセンスという信仰から。そう考えると、 ちょっと花をつまんで髪にさしてあげるのもいいもんだ。
和田萬:125年目のスタート
10月1日は新年度初日。創業明治16年で125年目 のはじまり。老舗は誇りだが、無用の埃も積もっている。 【ごまはおもろい】を企業理念としてたえず新しい挑戦 を試みる集団でありたい。食文化こそ人類の基本テーマ。 &nbs
『となりの神さま』 ペ ソ 著
日本にある異国の神々の教会、寺院を撮影、そこに集う 異国人の暮らしを紹介してある。ヒンドゥー、道教まで 多彩。労働者として在日するイスラム教徒らは日本人と 共生するが同化されることはない。世界は一つではない。  
断食月『ラマダン』:水も飲まないスタッフ
ちょうどラマダンの真っ最中。断食は太陽が昇っている 時間。夜明け前と日没後には水と「ハルバ」という超甘 のゴマ菓子を囓るのはOK。トルコはイスラム圏、ゆう てもゆるゆる。しかし今回の女性スタッフに断食実行者。
香辛料の『エジプシャンバザール』
イスタンブールという響きだけで眩暈。さらに香辛料の 香りで失神。エジプシャンバザールでは前回大枚はたい て偽キャビアを掴まされた。騙される快感もええけど、 今回はドライフィグ、グリーンピスタチオ、シナモン棒。
冬は湖に沈む<有機の郷>
有機JASの金ゴマもここトルコの畑。冬になれば水位 があがり一帯が湖に沈むロマン。果樹を植えることがで きないマイナスを有機ゴマ栽培のプラスに。自然の摂理 に従がって、この老父そのまた父も湖をみつめて暮らす。
<ゴマのロマネコンティ>を求めて
ゴマもワインと同じ。土壌や風向き、畑ひとつちがえば 風味は大きく違う。地中海の風に揺れ金色に輝くゴマ。 ところが、見渡す限りのゴマ畑に潤いがない。もう半年 一滴の雨も降らず。収穫の歓びは雨乞いの嘆きとなって。
トルコ航空 機内食に『フムス』
金ゴマの収穫時期。産地トルコへ毎年の訪問も今年で6 回目。直行便で12時間。機内食なんてパスしたいのに 今回はフムスにご機嫌。ゴマとひよこ豆のペースト状の イスラム家庭料理。はやくも内蔵から地中海気分に突入。