Archive for category 短歌・俳句周辺

第6回 OK句会

OK句会。
アーティスト、キュレーターら、
アートな面々のシュール句会を主宰するのはOK透写。
前回、天王寺公園、慶沢園茶室での句会から
2年ブランク。
第6回は定席、世沙弥に戻って開催。

初参加は遊苑と一歩。
アートな発想とシャープなコメント連発。

兼題は梅。
先日、土佐にいったときに高知城の梅の蕾を
持ち帰って、びったし句会で満開に。

【 タイム食句】 02・11〜02・15

2・15
古代茶をふふめば後期高齢者母も福禄蘭陵王に : 寺山寿美子
〜〜朝餐の濃きアッサムの渋好み

2・14
目つぶりて春を耳噛む処女同志 : 高篤三
〜〜ポーの一族偽の履歴書

2・13
味噌を食い蟹の体の肉を食い十本の脚の筋肉を食う : 奥村晃作
〜〜鳩、蛙、食用ありて人肉も

2・12
別々の夢見て貝柱と貝は : 金原まさ子
〜〜美食倶楽部でベロにかすがい

2・11
うまいのか本物なのか食べたいのかわからずに噛むコンビニの肉 : 武田穂佳
〜〜DVに鈍感になる春一番

【 タイム食句】 02・06〜02・10

2・10
白魚に旅行く朝の明けはなれ : 加藤楸邨
〜〜浜上げどどめ漁師見習い

2・9
カードキー忘れて水を買いに出て僕は世界に閉じ込められる : 木下龍也
〜〜すっぽんぽん解放されてよろこびを

2・8
牛乳を温めてゐる雪解かな : 金子敦
〜〜地球温暖化ブラックジョーク

2・7
ポケットにバファリンがあるバファリンの箱の四隅をつぶしておりぬ : 鶴田伊津
〜〜すくすくとスギ薬局のあすなろう

2・6
菜の花を挿すか茹でるか見捨てるか : 櫂未知子
〜〜ヘタは淫靡に旨味たまり場

食句塾 2月例会

食句塾 2月例会

新人 果風さん入会。
すでに退会だけど、闘病中の水無さんが
投句してくれました。

・絶飲食のくちもと湿す青湾の水 : 水無
青湾の水は、桜ノ宮あたりのお茶に適したおいしい水。
秀吉さんが名付けたそうです。24時間点滴が1ヶ月。

・凍滝の響き山姥髪を梳く : 果風
生まれてはじめてつくった俳句がこれじゃ、どうなんの。

・髪切って見える二月の赤い耳 : 飛白
寒紅つけて寒耳ですね。

・納豆のたれ程の嘘混ぜておく : 主水
納豆がでると句はほったらかしで、
好き嫌い論で盛り上がるのが情けなや。

写真:: 愛媛の真穴みかん。
<ひなの里>といって一個一個つつんであるので
句会にぴったし。
送ってくれたsumi さん、おおきに。

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* 3月例会 3月4日(日) @八知亭
兼題 : 貝(蜆、浅蜊など) : 若

* 4月吟行 4月1日(日)

 

【 タイム食句】 02・01〜02・05

2・5
調理場に男子ひたりの並びゐて魚を捌けるーー数キナ景色ダ : 田中槐
〜〜解剖の苦手な奴がシェフになり

2・4
壺焼に炎の先の触れにけり : 小野あらた
〜〜螺旋の奥に眠る少年

2・3
にはとりは恐竜の裔(すゑ)うつくしき恐竜族の胸ひらきゆく : 睦月都
〜〜手羽先が五臓で爪をのばしたる

2・2
生れたのが死因なのですおでん酒 : 丹野敦雄
〜〜一気喰いすれど誤飲できず

2・1
割きし朱欒の果肉の粒の薄ら汗まなこ瞠き死に歩みよる : 塚本邦雄
〜〜生暗く死に死に死んで死の冥し

【 タイム食句】 01・26〜01・31

1・31
鍋のもの煮え来る火山灰(よな)の降る町に  角川春樹
〜〜赤富士怒り臨界間近

1・30
舌先を愚者(フール)みたいにつきだせば冬のおわりのあおぞらにがい : 佐藤弓生
〜〜丘の上みんなあつまれ口あけろ

1・29
鮟鱇にどう見えるのかまんばうは : 仲寒蝉  〜〜アブノーマルのアブサン狂い

1・28
見てゐれば<老後ひとりで生きるコツ>教えてくれるやうな擂粉木 :高野公彦
〜〜無骨さが取り柄なりしがゴマすりに

1・27
葱提げて老いたる町の発明家 : 神田敏子
〜〜廃墟の街でわたしは元気

1・26
熱帯魚のごとくかすかに触れあひてときに食ひあふ冬の家族は : 岩﨑佑太
〜〜母の喉すぎる蘭鋳復活祭

【 タイム食句】 01・21〜01・25

1・25
みかん、的な。なんだか話せない僕ら : 福田若之
〜〜大阪的なボケの憂鬱

1・24
手づくりのいちごよ君にふくませむわがさす紅の色に似たれば : 山川登美子
〜〜口うつし吐瀉物までもあまさずに

1・23
フィギュアのごとくきしめんは垂れ冬景色 : 関悦史
〜〜ブニュエルの吐く息にただれる

1・22
姉(あね)さまの上くちびるは舐むるため下くちびるは噛むためにあれ : 堀田季何
〜〜先端はかなしみの部位もてあそべ

1・21
刺身なら今夜は自首をやめておく : 菊池良雄
〜〜なにがあってもイエスというな

金子國義の卵料理

食句塾 合評会(59号)

カラス文字、獅子柚子、シュトーレン
三甫さんが、それぞれの作品にでてくる用語をチェック、
事前に用意したプリント資料をみせながらの批評を展開。
大受け。

八知亭
金子國義の卵料理

【 タイム食句】 01・16〜01・20

1・20
ゆびさきのよろこびゆびはくりかえし味わうポン・デ・リングちぎりて : 鶴田伊津
〜〜小指無いひととすごした夏休み

1・19
大寒といふ一枚の落し蓋 : 鷹羽狩行
〜〜今世紀より氷河期に入る

1・18
志ん生がわからぬ、と妻はまなぶたを伏せたり俺も、と棒茶をそそぐ : 黒瀬珂瀾
〜〜ポリコレでお茶を濁さず柱立て

1・17
4Bで描く白菜の断面図 : 浦川聡子
〜〜大きいお尻を紐でぐるぐる

1・16
腹ふくれて店出でしとき松の木のかたえに地蔵の前垂れ赤し : 真野少
〜〜日の丸のお子様ランチ復活し

【 タイム食句】 01・11〜01・15

1・15
虐待された列に煮崩れたジャガイモ : 森雄岳
〜〜こわれはじめるはてなのわたし

1・14
笑ってほしいだけだったんだ冬の雨スープはるさめ食べ比べして : 田丸まひる
〜〜髪凍るカッペリーニと絡まって

1・13
葱提げて映画ポスター見てゐたり : 金子敦
〜〜イージーライダーどこかへ消えた

1・12
ハンバーグあらぬ天より子どもらが降り來て赤き地獄へゆけり : 水原紫苑
〜〜四つ辻で黒帯つどいマクロビに

1・11
野兎のとても煮られて血のソース : 上田信治
〜〜目玉睾丸に過剰はなし


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