Archive for category 短歌・俳句周辺

第10回 水葬物語

JR塚本の会
第10回 水葬物語

塚本邦雄が第一歌集をだした周辺の研究資料として、
大田一廣さんの持ち込んだ原本がすごすぎる。
1)高踏集 1950/12
2)短歌研究 1951/08
3)文学界 1952/09
3は、三島由紀夫が推薦して歌集から10首掲載。
「水葬物語」ではなく「環状路」のタイトルで。
ここには巻頭である代表歌が入っていない。

*革命歌作詞家に凭りかかられてすこしづつ液化してゆくピアノ

【遭遇一句  -2019】11/11~11/15

11/15

眠る少年たとえば感電死の白鳥 : 高野ムツオ

 

11/14

変身譚さまざまにあれど身を超ゆる化粧も例にあげて指折る : 有沢蛍

 

11/13

爽やかに高くて低き通天閣 : 山尾玉藻

 

11/12

岩橋の夜の契りもたえぬべし明くるわびしき葛城かづらきの神 : 小大君

〜佐竹本三十六歌仙絵

 

11/11

無二の世を落葉の孔(あな)の網目越し : 佐怒賀正美

【タイム食句  -2019】11/11~11/15

11/15

皿の上に魚の骨はのこされて死はほのしろき賜物(ダル)でもあらむ : 藪内亮輔

 

11/14

秋刀魚喰ふお前骨まで美しい : 新家月子

 

11/13

秋の夜にひとり酌みつつ恋ふるひと幾人(いくたり)かある筆頭は内緒 : 伊藤一彦

 

11/12

秋の昼疾うに抜けたるガムの味 : 竹内秀治

 

11/11

うつくしい輪切り事例の一としてパイナップル缶に沈むスライス : 月野桂

食句塾 11月例会

食句塾 11月例会
忘年会の打ち合わせなのだ。
来年春の吟行の打ち合わせなのだ。

・既視感とやらが自然薯に具体的 : 主水
・具象展出て百菊の風の中    : 翠胡
・佐渡島サドは一夜でサドとなる : 象印

【遭遇一句  -2019】11/06~11/10

11/10

鳥の影、鳥を離れる 分身としてあるならば悪しきひとりに : 魚村晋太郎

 

11/09

天地ふとさかしまにあり秋を病む : 三橋鷹女

 

1/08

ピアノ弾く無心に空は澄みわたり十指の記憶するアラベスク : 松村由利子

 

11/07

秋澄むや一人が楽しそうな人 : 安藤恭子

 

11/06

窓の外のもみじ無視してAVをみながら思う死の後のこと : 永井祐

【タイム食句  -2019】11/06~11/10

11/10

時雨るや蕎麦街道の昼の酒 : 菊池正弘

 

11/09

釜の飯半生食った仲なれば共犯ゆえにどこに行こうか : 小嵐九八郎

 

11/08

難しき顔に戻れる焼芋屋 : 中田尚子

 

11/07

おにぎりのフィルムを開く順番をまちがへたやうな生を見つめる : 伊藤粋子

 

11/06

鯛焼といふ詫び状に似たるもの : 佐藤郁良

【遭遇一句  -2019】10/26~10/31

10/31

ひとしきり泣いた後コンセント差し込み口に四つん這いでむかう : 柳本々々

 

10/30

紅葉狩傷口だんだん化膿する : 杉本三郎

 

10/29

ながめわびぬ秋よりほかの宿もがな野にも山にも月やすむらん : 式子内親王

 

10/28

もの書く手宇宙の奥に秋灯 : 冨田拓也

 

10/27

放り投げし風呂敷包ひろひ持ち抱きてゐたりさびしくてならぬ : 斎藤茂吉

 

10/26

あなたなる夜雨の葛のあなたかな : 芝不器男

【タイム食句  -2019】10/26~10/31

10/31

皿皿皿皿皿血皿皿皿皿 : 関悦史

 

10/30

最後かもしれず横浜中華街笑った形の揚げ菓子を買う : 俵万智

 

10/29

栗鼠(りす)の歯の少女一匹栗齧る : 平畑静塔

 

10/28

毎日の一滴一滴が煮つめられどうしようもない煮汁となってあふれ出す : 戸田響子

 

10/27

籠に蜜柑テレビのテロップに「爆破」 : 池田澄子

 

10/26

ああさうか私がナイフだったのか果肉に深く入りて気づく : 澤村斉美

【遭遇一句  -2019】10/21~10/25

10/25

魂の流刑と知ればおのずから雄々しき角に落暉を飾り : 前登志夫

 

10/24

古代より夕暮はあり芒原 : 大牧広

 

10/23

「いないいないばあ」の語源たづねてゆくりなく折口信夫に逢ひてしまひぬ : 西村美佐子

 

10/22

手を挙げてピエロのよぎる星月夜 : 矢野玲奈

 

10/21

残念な人といふ者かならず居て俺も然うかと秋めけば悲傷す : 島田修三

【タイム食句  -2019】10/21~10/25

10/25

仏見て失はぬ間に桃喰めり : 細見綾子

 

10/24

紙袋にはみ出す葱見て奥さんに「今夜はすき焼き?」と聞けた昭和よ : 笹公人

 

10/23

葡萄の種吐き出して事を決しけり : 高浜虚子

 

10/22

蒟蒻をふるふると煮る われはつねによきかたを選ばざりしマルタ : 雨宮雅子

 

10/21

俺が食う馬鈴薯映して友の眼鏡 : 金子兜太


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