Archive for category 短歌・俳句周辺

【遭遇一句】 01・11〜01・15

0115
賀状うづたかしかのひとよりは来ず : 桂信子
〜〜柿衛文庫・桂信子賞10周年記念展

 

0114
あまりにも美くしきこと見せにける、夜の劇場をさみしみて出づ。 : 窪田空穂

 

0113
マスクして無頼の虫を封じ込む : 大道寺将司

 

0112
まだここに産まれる前の毛を生やし君は私の眼の前にいる : 百々橘
0111
冬空はすこしへりたるナフタリン : 阿部青鞋

【タイム食句】 01・11〜01・15

1・15

ささやかなえぐみをとれば食べられる草にちなんだ異称をもらう : 山階基

 

1・14

屋根瓦波打つよ牡蠣うまからん : 永田耕衣

 

1・13

なにに寄す乾杯か知らねむきあひてコップふれる音こごえ澄みゐき : 松平盟子

 

1・12

人間の海鼠となりて冬籠る : 寺田寅彦

 

1・11

口内炎大きくなっては増えている繰り返すこれは訓練ではない : 穂村弘

JR 塚本の会『緑色研究』

蝶ネクタイの塚本邦雄。
愛用されていたので、そう珍しくも無いんですが。

JR 塚本の会
第5回は『緑色研究』
<半音階的ワーグナー論>の一章へのオマージュとして、
オペラをバックに流しながら。
@ 世沙弥

・資料:『短歌』1961年10月号
(太田一廣氏所有)

【遭遇一句】 01・06〜01・10

0110
トイレットペーパーをいつも取り替えるめぐり合わせはわれに多かり : 浜田慶敬

 

0109
冬眠の隣り若山富三郎 : 曽根主水

 

0108
ともだちはみんな雑巾ぼくだけが父の肌着で窓を拭いてる : 岡野大嗣

 

0107
人類の一人ひとりに塔立てる : 和田悟郎

 

0106
何者か我に命じぬ割り切れぬ数を無限に割りつづけよと : 中島敦

【タイム食句】 01・06〜01・10

1・10

宇宙精神研究所の茶碗蒸し : 川名つぎお

 

1・9

ハム薄く切りつつぞをりちひさなる豚の瞼のごときも切りたり : 葛原妙子

 

1・8

おでん屋の神棚据ゑのテレビかな : 榮猿丸

 

1・7

百億円の兵器なら一人百円か アボカドの黒き実を選びおり : 吉川宏志

 

1・6

大いなる舌が天(そら)から垂れさがり : 真鍋呉夫

食句塾 初句会

食句塾 初句会。
その前に、腹ごしらえ。

オラオラオラ、デカすぎるやろ、
関東煮の大根でこれアリ?

句会会場、新年から
あべの市民学習センターに変わりました。
ゆったりスペース、新人大歓迎。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
1)季刊誌合評会
1・20(第3日曜)

2)2月例会
2・3(第1日曜)
兼題: 舌 ・ 産

会場:あべの市民学習センター

遭遇一句 01・01〜01・05

0105
漆塗るほかは音なき白障子 : 小森邦衛

 

0104
息を吐く距離にみつめてなにひとつ香らない子の白さを想う : 玲はる名

 

0103
ガンガーへ焼かるる人へ初日の出 : 中原道夫

 

0102
不思議なる音して去年の雪が降るきょーん、きゃーん、きゃーん、きょーん : 岡部桂一郎

 

0101
つっぱしるわたしの心はたてがみ山 : 上田假奈代  

〜〜ココルームからもらった賀状・カマ吉

タイム食句 01・01〜01・05

1・5

大脳がほどよく酒にとろけゆく頃に世界はわが物となる : 谷岡亜紀

 

1・4

一枚の餅のごとくに雪残る : 川端茅舎

 

1・3

わが胸の皷のひびきたうたらりたうたうたらり酔へば楽しき : 吉井勇

 

1・2

お雑煮のお餅ぬーんと伸ばし食ふ : 西村麒麟

 

1・1

あらたまの年の若水くむ今朝はそぞろにものの嬉しかりけり : 樋口一葉

遭遇一句 12・26〜12・31

1231
夜のはてを君が代ひびき禽籠に鶍(いすか)の嘴(はし)のほのかに合へり : 塚本邦雄  〜〜緑色研究・革命遠近法

 

1230
鴉百羽しずかに増えてくる寒さ : 夏井いつき

 

1229
舌の裏に置いたり腋に挟んだり肛門に挿したりのミサイル : 穂村弘

 

1228
天狼や民の選びし独裁者 : 照井翠

 

12/27

住みながらこの国だんだん遠くなるてんじんさまのほそみちのやう : 馬場あき子
1226
鳥墜ちる真冬必死の空なり : 金子兜太

タイム食句 12・26〜12・31

12/31

おもえば年越蕎麦の箸をおきしがおわかれ : 荻原井泉水  

〜〜延命拒否を伝えて長し

 

12/30

くれなゐのキリンラガーよ我が内の驟雨を希釈していつてくれ : 田村元  

〜〜大雨に仁王立ちして虹太し

 

12/29

熊に喰はるる刹那眞赤か眞黒か : 高橋睦郎  

〜〜奴隷はえずくディープスロート

 

12/28

オメガ3の油をかけてサラダ食ぶ老老夫婦のサラダ記念日 : 小角隆男  

〜〜マーブルチョコ誤嚥でも死なず白寿

 

12/27

豚バラの脂の冷えて真面目な白 : 中内亮玄  

〜〜のどぐろ腹黒まず食うてみよ

 

12/26

感情の味は甘いかお前が感情と思っているものは私の肉だが : 山城周  

〜〜戦場のカニバリズムやクリスマス


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