『夜と霧』を読む 大象 30代に読んだ本を70過ぎて読む。これほど新鮮な感動はない。 『百年の孤独』をコロナ最中に再読した興奮を今一度、今回はイス ラエルのガザ大虐殺の最中に『夜と霧』を再読。 『心理学者、強制収容所を
カテゴリー: 短歌・俳句周辺
【遊行一句 −2024】2024/09/01~09/05
09/05 天高し部室の裏に洗濯機 : 金子敦 09/04 12時のサイレン響く畑ではじっちゃんばっちゃん一斉に反る : 可奈美 09/03 稲妻やうつかりひよんとした顔へ : 一茶 〜『七番日記』 09/02
【飲食一句 2024】2024/09/01~09/05
09/05 ひらたけのレモンバターの大量のとことん自分を甘やかすべし : 大口玲子 09/04 新涼や潮の音する塩饅頭 : 田彰子 09/03 秋の齒をあてれば雫滂沱たり泪たり 梨、亡き
【 アートな一句 −2024】2024/09/01~09/05
09/05 この森で軍手を売って暮らしたい まちがえて図書館を建てたい : 笹井宏之 ・・・たまたまの旅で。 鄙びた地で凛とした小さな旅館、 「あの丘に図書館を創るんです、世界的な建築家に手紙を出して設計図も出来上がっ
memo -0901
*追憶を弄う *さやる:障る 1 何かにひっかかる。さわる。 ; 2 妨げられる。 ; 3 差し支える。支障ができる。
【遊行一句 −2024】2024/08/26~08/31
08/31 ただ一筋 父の胸毛の白かりしこと 思ひいでて 眠りゆくなり : 岡野弘彦 08/30 人殺しして來て細い糞をする : 中村冨二 08/29 「人間で言うと何歳」とか知らん 猫
【飲食一句 2024】2024/08/26~08/31
08/31 大阪にアジアの雨や南瓜煮る : 小川軽舟 #大阪な一句 08/30 勝ち負けの気持ちが滲んできて黙る 目の前の器に餃子が残る : 竹中優子 08/29 万有引力あり馬鈴薯に
【 アートな一句 −2024】2024/08/26~08/31
08/31 志望校東京芸大赤蜻蛉 : 向坂穣 08/30 群青の夜の一陣の風として銀河を渡る野生馬の群れ : 鈴木加成太 08/29 ゆふがほの解けて胡弓の遠音かな : 新庄富美 08/28 東京を女人と思う官能
【遊行一句 −2024】2024/08/21~08/25
08/25 万国のイノベーションを丘のうへにあざわらひ立つ太陽の塔 : 松本章男 08/24 空蝉に象が入つてゆくところ : 行方克巳 #象な一句 08/23 おりたたみしき空を鞄につめこみて軍のときは逃げる覚悟だ
【 タイム食句 ー2024】2024/08/21~08/25
08/25 詩人の家蟲の真中に珈琲沸く : 高島茂 08/24 ただひとつ惜しみて置きし白桃のゆたけきを吾は食ひをはりけり : 斎藤茂吉 〜『白桃』 08/23 颱風の逸れて星降る立呑屋 : 關考一