0710 塚本1丁目 凌霄花 ノウゼンカズラ 凌=しのぐ 霄=そら 天空をしのぐほど高くのぼる花 0711 塚本1丁目 木槿(ムクゲ) ここに咲く花弁の底が赤い品種は<底紅> 茶人・千宗旦が好んだことから<宗旦むくげ>と
<遊行一句 −2027> 2027/07/06~07/10
2027/07/10 黒南風や借金取りが来さうな夜 : 熊谷蓬山 2027/07/09 病ひには触れず日焼を褒めくれし : 本井英 2027/07/08 ちんぽこにも陽があたる夏草 : 山頭火
<遊行一句 −2026> 2026/07/06~07/10
2026/07/10 天使魚の瑠璃のしかばねさるにても彼奴きやつより先に死んでたまるか : 塚本邦雄 〜『詩歌變』 2026/07/09 全員サングラス全員初対面 : 西生ゆかり 2026/0
<遊行一句 −2025> 2025/07/06~07/10
07・10 荒縄で縛るや氷解けはじむ : 神生彩史 07・09 生きながら息に溺れながらいきはき、いき、は、廃棄、肺 はい。わかります。 : 手取川由紀 07・08 久々に会へば無職で仏桑花
<飲食一句 2027> 2027/07/06~07/10
2027/07/10 ゴーヤチャンプルなるやうにしかならぬ : 広渡敬雄 2027/07/09 一島に雲の速力ラムネ噴く : 浅川芳直 2027/07/08 樹々に風アイスクリーム買ふ小銭 :
<飲食一句 2026> 2026/07/06~07/10
2026/07/10 夏祭り褒めどころなくてたこ焼き : 倉元千賀 2026/07/09 今年最後の茗荷は梅酢につけておくほんのり赤き入相のいろ : 久々湊 盈子 2026/07/08 順繰り
<飲食一句 2025> 2025/07/06~07/10
07・10 キッチンの床にころがしおく西瓜ひと眠るころ動くことあり : 今井恵子 07・09 夏さびし机の上の烏龍茶 : 山口昭男 07・08 人まてど人などこない道端にしゃがんでみると豚切り
<アートな一句 2027> 2027/07/06~07/10
2027/07/10 全員が魔術師の家青蜥蜴 : 静誠司 2027/07/09 凌霄花やしたたるやうな解剖図 : 奥坂まや 2027/07/08 清方の女佳かりし夏座敷 : 辻桃子  
<アートな一句 2026> 2026/07/06~07/10
2026/07/10 最後まで演技で死んだ兜虫 : 筑紫磐井 2026/07/09 人おらぬTSUTAYAに虹はしまわれるそれぞれ映画の題名をもち : 丸地卓也 2026/07/08 灼けてあ
<アートな一句 2025> 2025/07/06~07/10
07・10 リチャード3世の頭蓋を見たり戦死せし三十二歳の王の歯並び : 香川ヒサ 07・09 救急車に乗り込む入道雲一座 : 南北佳昭 07・08 おのづから荒ぶるこころ素戔嗚をうつくしとわ