『人間の土地へ』: 小松由佳 ノンフィクション。 現代史の生々しいドキュメント。 生きる当事者。 小川さやか『チョンキンマンションのボスは知っている』 濱野ちひろ『聖なるズー』 最近のノンフィクション、 女性ばかりと感嘆
カテゴリー: 本 周辺
『勘三郎の死』:中村哲郎
『勘三郎の死』:中村哲郎 『すべては志ん朝の死から始まった』 : 広瀬和生 歌舞伎と落語。 死から見えてくる世界。
<旅で出会った蕎麦><どんな本、読んでたかな?>
==2020年ふりかえって== 旅の記憶に残る美味しいものもありました。 長崎のオーベルジュ・あかだまの朝食や 佐津温泉の蟹はおいといて <旅で出会った蕎麦>を限定であげれば、 1)春のすけ(札幌) 2)文久蔵(彦根)
12月の<アートブックカフェ>
ココルーム:: 12月の<アートブックカフェ>。 前回気に入って、12月は泊まりにくるぞ、と アクティブ大先輩もコロナと寒気襲来で自粛。 かわりに入れ替わり立ち替わり 美魔女アマビエ様たちがご入場。 独自ルール、コーヒー
「無言館」
野見山曉治が動き、窪島誠一郎が護り続けた 「無言館」。 ==<非国民>に夢あり== 絵などクソの役にもたたん。 罵倒、嘲笑、蹂躙。 非国民なる言葉は、 いったい何者がどういう人格に対して 発することができるのだ。 「それ
ココルーム・ブックカフェ
釜ヶ崎、通天閣ぐるりのクリーン観光客と 萩之茶屋あたりのディープ住人に二分された感あり。 ココルームはディープゾーンに立地。 庭では釜ヶ崎のおっちゃんたちの紙芝居劇。 室内のピアノではご婦人二人の連弾が突如始まり。 行く
ココルーム・ブックカフェの掟
・ココルーム・ブックカフェの掟: 客の喉元に有無を言わせず一冊の本を 突きつける。 店長がその人にふさわしい、 感じて欲しいという本を選ぶ。 塚本邦雄「定型幻視論」「獻身」 が渡るべき人に渡った。うれしい。 ・蕎麦打ち流
「チョンキンマンションの ボスは知っている」
「チョンキンマンションの ボスは知っている」 小川さやか・著 入力すれば<重慶大厦>、すぐでる。 香港の複合ビル、ゲストハウスに集まる タンザニア人たちの価値観と経済システム。 互いに信頼しない信頼、助け合わない助け合い
照屋眞理子『猫も天使も』
あの世から句集がとどいた。 亡くなったのが2019年7月15日、ちょうど1年。 ・またの名は蛍この世を夢と言ふ ・やさぐれのかの友黴びてゐはせぬか ・師系塚本邦雄柘榴を火種とし 表紙デザインが洒落てる。 句集ならでは、歌
・枯節の黴拭いている雨女 : 咲也
食句塾:7月例会 さくらん坊つまみながら 「切字と切れ」(高山れおな・著)のことなんか。 ・枯節の黴拭いている雨女 : 咲也 ・黴の世にチーズの黴の青の鬱 : 翠胡 ・ああみずいろの雨プール色の雨 : 主水 ・ありていに