Archive for category エンタメ

智丸、五席一人

コロナ禍以後初めての寄席に寄せてもらいました。

智丸、五席一人。

中入りわずか十分だけ、
二時間半、喋りっぱなし。
古典三席、
「佐々木裁き」のとんち小僧が
キャラにはまって自然体。
新作二席、
実はこの男、ギンギンのとんがった現代詩を
書く詩人の顔を持っている。
現代アートや現代詩なんて言い出すと、
えらいうっとおしい奴を連想するけど、
智丸さんの落語新作は奇を衒ったり、
ええかっこしいのところが全くない、
さっぱり好感のもてるお話。

智丸さんとはご縁があって、
まずは世沙弥で雀太師匠、ナオユキ師匠ら
すごい濃ゆいメンバーの句会があって
そこに彼も出席。

二年前か、あっしが吉野の天川村にふらり、
「角甚」なる行者宿に泊まったとさ。
そこの風呂場でばったり素っ裸の出会い。
いやいや、まさか・・・よお似た人がおるなあ。
智丸さんも全くプライベートで生まれたばっかりの
赤ん坊をあやしてましたね。

エレファントマン

月光の象番にならぬかといふ:飯島晴子

「エレファントマン」といえば、
こんな不思議な味の俳句あり。

デヴィッド・リンチのこの作品が80年、
その10年前の寺山修司の大山デブ子を思い出す。
毛皮のマリーからまたリンチのブルーベルベットを
連想したり、あの時代の強烈なカルト味。

リンチが描いた12枚組のお皿。
きっちりエレファントのモチーフがありますね。

「Rambo: Last Blood」

「Rambo: Last Blood」
第1作の時は、<地獄の季節>のランボーだと
誰もが思っていたはず。
30年経過すれば99.9%、スタローンに。
嵌め殺しの仕掛けつくり映像、快哉。

絵は映画と全く関係なし。
東慎也 @ cohju

内藤瑛亮「許された子どもたち」

コロナで、医療や IT関連も先進国ニッポンは
赤っ恥を晒すことになったが、
映画は韓国、中国、インドにとおに腕力負け。
そんな中でかさぶたを何度剥がされても再生能力高い、
パワフルで瑞々しい映画監督を発見。

内藤瑛亮「許された子どもたち」
いじめ問題を扱った教育映画、
という前フリの含み込み込みで
現在の世界を覆う病巣を
荒々しく手づかみする感触は、
宦官やカストラートが評価されがちな
脆弱な空気感からはみ出して期待値大。

「ルース・エドガー」

コロナが収束時期にまだ向かう前から
アメリカに発生したBLM (Black Lives Matter)。

「ルース・エドガー」がこのタイミング。
2019年制作・監督:ジュリアス・オナー

緻密に複雑にサスペンスに構成された脚本。
人物像が何回もドンデンドンデンにひっくりかえり、
翻弄されるのは周りの登場人物とともに観客。
そのうちに遠国の黒人問題ではなく、
ネトウヨ、在日、障害者、己に潜在する差別意識が
苦い汁でジワリジワリ。バイアスは無いと言いたい
日常が根底から問われる。

『ポーランドの映画ポスター』

美術館再開のトップは京都国立近代美術館。
京都府民に限定なんてケチなことはいわない。

『ポーランドの映画ポスター』
アンジェイ・ワイダ「ダントン」
ベルトリッチ「暗殺の森」

ワイダといえば、地下水道、灰とダイアモンド。
大戦後の息苦しいポーランドにあって新世代アーティストは
映画とグラフィックデザインのジャンルで自由表現に挑んだ。

ポスターが面白くてチェックすれば
ジム・ジャームッシュ、タルコフスキー、ケン・ローチ・・・
そら、互いに負けとられん、なるわなぁ。

「精神 0」監督・想田和弘

十三のナナゲイ。
ミニシアター頑張れ、てゆうより、
映画館のにおいを嗅ぎたいから。

「精神 0」監督・想田和弘
<観察映画>という手法。
独りカメラで対象にやわらかく密着。
何も起こらないから何も答えはない。
そういう営みの全肯定。
ごく普通の狭い居間が
おごそかな祝祭の場に見えてきます。

新作浪曲「2分45秒」: 真山隼人

超お手製浪曲CD、
この局面でこの動き。
まずはスピードある時代への対応に喝采だ。
カバーは手折り、さっとイラスト漫画。

浪曲のほかにボーナストラック
新作浪曲「2分45秒」がサイコー。
ネタばらしは野暮、ヒントは<4分33秒>
今まで本格浪曲に邁進、
ウケ狙いの新作には手を出さないタイプの隼人、
う〜〜ん、こんな土壌もちゃんと蓄えてるんや。
これから10年20年の浪曲は逞しいぞ。

#真山隼人

榎忠のすべり台 ・ 「三島由紀夫vs東大全共闘」

1)ドキュメント「三島由紀夫vs東大全共闘」
2)この舞台となった駒場900番教室で、
森村泰昌はマリリンになりきった。
3)映画上映までの待ち時間、
尼崎記念公園で榎忠のすべり台(1986)
で遊んだ。子供たちに大人気。

コッポラのアポカリプス・ナウ

コッポラのアポカリプス・ナウ。
40年ぶり。もう立てなくなります。

IMAX 音響。
ワルキューレ効果の爆撃は言うまでもないが、
戦場のメコン河サーフィンの狂気よ。

ベトナム戦争からアメリカは疲弊したまま、
日本はさらに闇を深く
<陳腐の黙示録>と成り果ててしまった。


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