新聞記者 : 河村光庸

ここ数年、恐れているのは政治よりも
ジャーナリズムの崩壊、腐敗、腰砕け。
テレビ、新聞、週刊誌に、もはや中国や北朝鮮の
国家統制を他所ごとと呑気に笑っていては首筋が寒い。

映画は自由か。自由であって欲しい。
それは楽観的すぎる。
しかし、この映画のプロデューサー河村光庸には
拍手だ。
韓国映画『息もできない』の輸入配給の経歴もある。
イデオロギーぎちぎちや政治ドキュメント命の製作者ではない
ところで成功した作品である。

口コミで勝ち抜いた点も素晴らしい。
<カメラを止めるな><ボヘミアンラプソディ>の
口コミ影響のすごさをテレビは何度も紹介したが、
<新聞記者>の口コミ大ヒットを伝えるバラエティ番組は
一つもない。

【遭遇一句  -2019】 07/16~07/20

07/20

ドライアイスけむるよ消された者たちよ : 堀葦男

 

07/19

声聞けば暑さぞまさる蝉の羽の薄き衣は身に着たれども : 和泉式部

 

07/18

子を殴ちし長き一瞬天の蝉 : 秋元不死男

 

07/17

啞蝉が砂にしびれて死ぬ夕べ告げ得ぬ愛にくちびる渇く : 春日井建

 

07/16

鬱の日は耳の形の僕がいる : 山口剛

【タイム食句  -2019】 07/16~07/20

07/20

のんどるとしょっぱなからのこーひーがうすいよふけにかわりゆくあお : 吉岡太朗

 

07/19

天丼のかくも雑なり海の家 : 大牧広

 

07/18

ぬるい強炭酸水は舌の味 舌の上を味がうごいて飲む : 斉藤斎藤

 

07/17

はつなつのひかりの友を甘噛みす : 斉田仁

 

07/16

手柄ばなしに賑わうひと夜の宴たけてほろほろとなまぐさし男は : 加藤英彦

大東真也個展

奇妙に絡みあうガラス瓶。
インパクトのある作品ほど、
初体験の衝撃はうすれる。
しかし、この若い作家は発表のたびに
自己痙攣を起こし目が離せない。

つい先日のgekilin. では水に溺れさせていた。
今回のアトリエ三月での個展では
制作のプロセスの開示。
ひとつは自重による融解消滅で
首吊りの輪だけが揺れる、絢爛たる不在。

図らずも、呪術的な祭器に荘厳される
聖なる空域にワープしていた。

大東真也個展:16日(火)まで

第8回 青き菊の主題

<JR塚本の会>
第8回 青き菊の主題

瞬篇小説と短歌を交互に配した
塚本の挑戦であり、
長年願い求めてきた形式の歌集である。

しかし、最近出版された文庫版には
小説を削除、短歌のみで掲載されている。

雑誌『血と薔薇』に連載された
「悦楽園園丁辞典」から塚本に出会った私には、
<青き菊の主題>の小説と短歌の虚実の交歓は
眩しいものであった。

今回の文庫版で初めて出会うとして、
<青き菊の主題>の楽しみは
あらかじめ奪われているとしかいえない。

宮島ビール

広島2大発見!
1)宮島ビール
ビール嫌いで
なに呑んでもとりあえずの水替わり。
しかし、これはうまい。
苦味が鮮やか。

2)福山そだち
くわい焼酎なのだ。
慈姑だ、クワイ。知っとるかぁ?
お正月に食べるよ、わたくしは。
マイナー度の高いこのクワイの日本一が
この福山なんだとさ。
このネタだけで酒のアテになる。
焼酎お代わりぃ。

小鰯のさしみ

小鰯のさしみ
いつもあると思うな!

毎年この時期の広島にくる楽しみは、
穴子でも牡蠣でもない。
広島湾のイワシ漁が解禁されるのが6月。
8月までの短期限定。
初夏の潮をいただくのだ。
半分まできたら、瀬戸内檸檬。
販売できない見栄えの悪い
レモンをしゅわっち。
興奮するなぁ〜

【遭遇一句 -2019】 07/11~07/15

07/15

いまになぜ電車にまにあはざりしゆめ金魚の吐けるあぶくのような : 渡辺松男

 

07/14

ばさばさと股間につかふ扇かな : 丸谷才一

 

07/13

ひたぶるに暗黒を飛ぶ蝿ひとつ障子にあたる音ぞきこゆる : 斎藤茂吉

 

07/12

見えぬ手を濡らしたっぷり昼寝する : 渋川京子

 

07/11

そのときもやはり笑っているだろう水の広場に花を浮かべて : 土岐友浩

【タイム食句 -2019】 07/11~07/15

07/15

わが死後へわが飲む梅酒遺したし : 石田波郷

 

07/14

いちじくのワイン煮たまういち人に裏も表も知りつくされて : 福井孝

 

07/13

飛ばしたる西瓜の種の西瓜の芽 : 山田真砂年

 

07/12

わかりあうことはできない 同じものを見たり食べたり聞いたりしても : 加藤千恵

 

07/11

白玉がのどに詰まっている時間 : 金原まさ子

<美術館の七不思議>

あとが無いんじゃけん、
広島にゃぁ2つは周らんと。

広島県立美術館:
<美術館の七不思議>
コレクション展のくくりがおもろいんよのぉ。
三輪龍作と熊倉順吉、2人の前衛陶芸の大作が
各2点づつ。こりゃなかなか見れんぞ。

広島市現代美術館:
建築外回りの彫刻がさすがじゃ。
殿敷侃の伝説の実験オブジェがゴロリ。

ちぃとは身の引きしまる時間じゃった。


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