Archive for category 食べ歩き周辺(食材・お店)

虫養いに蕎麦

小腹がすいたとき、ちょっと虫養いに。
最近はいわへんようになった。

蕎麦にはあんまりつかわんけど、
たまたま街なかにあるお店で
すだれ、御簾、竹っぽい虫籠みたいな
蕎麦屋にまぎれこんでしまうと、
虫気分になって蕎麦たぐってる。

蕎麦湯がやかんででてきた。
酒は上喜元(山形)。

シャガ群生の森のお蕎麦屋さん

この1軒の蕎麦屋にたどりつくには、
1時間、シャガ群生の森を彷徨わなければなりません。

春の花見、秋は紅葉狩りと山をたずねても、
おもいめぐらすのは人の世のこと。
手付かずの森では原初生命体の菌になるしかない。
潔さに身をまかせるだけ。

タイムワープしたあとの蕎麦は清々しい。

『三絃の誘惑』『蓼喰う虫』

文楽三味線の鶴澤藤蔵にまいってしまうと、
『三絃の誘惑』を読みたくなって、
すると谷崎の『蓼喰う虫』が語られて、
蓼酢から鮎が食いたくなった。

1週間ほど前、通りがかりに一見ではいった
居酒屋の魚がうまくって、そこの黒板に
「6月2日、揖斐川の初鮎入荷」 おもいだした。
そうか、もう夏なんや。
揖斐川って どこやった?

シェフの絶妙のスパイス

もの食うたのしさ。外食はなおさら。
料理を食うは食材を食うことと、料る人を食うこと。
料理人その人がどんなスパイスをもっているかにかかる。

30年来になるシェフ、4月に新規開店で久々に。
若い頃に自身のオーナー店をミナミでたちあげ、
徐々に成功移転、3件目のときに病気で無念の閉店。
それが復活のニュースにおどろいた。
きけばこの4件目立ち上げ直前には、
生死をあやぶまれる大事故にまきこまれての入院。
まさに奇跡の復活。うれしいね、不死鳥だよ。

カウンターだけの小さな店を一人で切り盛り。
たのしくて仕方がないって。
旬の食材の仕上げは、シェフの絶妙のスパイス。

突然ですが5月に閉店します

「突然ですが5月に閉店します。
6月からシンガポールであらたなスタートです」

びっくり。20年の割烹繁盛店がなんで。

名残の蛍烏賊、河豚白子の碗蒸し、
走りの稚鮎、初鰹、そして最後に
ふだんは打たない蕎麦が特別に。
息子はタスマニアで植物園の園丁になってるとか。

ドメスティック大阪まで
デラシネの人々が漂流する時代に
知らん間になってたんや。

桜鯛の加太漁港

桜といえば桜鯛といえば、
そうだ加太にゆこう。

うろこの唐揚げ、酒がすすむ。
骨を煮込んだスープ、どうよこのコク。

〜〜 これどんな料理?なんてきかんといて。
とにかく食べてからきいて

〜〜 うちは鯛、加太は鯛の港やねん。
しらすばっかりほめんといて

漁師料理のプライドかけた女料理人、
まさに千両役者でごわす。

* 近海に鯛睦み居る涅槃像 : 永田耕衣

別格の蕎麦狂人

古墳をめぐりながらのお花見。
いにしえから散りつづけてきたような想いにとらわれるが、
染井吉野の寿命はわずか60年とか。

ふと見ると蕎麦屋の看板、名前に覚えがある。
もっと辺鄙なところにあったような。
くぐり戸をあけると、あっ、小柄なあの蕎麦打ち人。
最近、引越してきたという。
名人なんぞ安っぽくつかいたくないが、
やはり別格の蕎麦狂人。

荒挽き太そば、荒挽き細そば、
酒は桃川(青森)

窓からコインランドリーがみえる

春雨に灯る自販機濡れて立つ

通い慣れたビストロがしばらくお休みに。
通りに面した大きな窓から、
コインランドリーがみえる。
都会のややお疲れ気味のくらしを
3時間で切り取ったドラマがはじまる。
毎回違った主役が違った物語を演じてた。

ビストロシェフは腕を上げすぎてしまって
ドラマが似合わなくなった。
おめでたい改装である。

鮎うるか

<鮎うるか>がほしくなったので琵琶湖へ。

虫養い程度に、鮎の雑炊。
誘い水になって、あゆ寿司、
あっ、これも、あゆの炊き込みご飯に稚鮎の天麩羅。
腹ぱんぱんの子持ち鮎状態に。

熊男が熊の肉をしゃぶ

熊男が熊の肉をしゃぶ、してくれます。
猪の肉はしゃぶしゃぶしゃぶしゃぶしゃぶ。

猪は山野を駆け巡る猛々しい獣の味で
5回はしゃぶ。
熊は母なる大地の奥深い処に眠れる生き物の味、
とろける、しゃぶは1回だけ。
ちがうんです。

大阪は晴れ、比良はまさかの雪、霙。
季節の移ろいを食でたのしむ智恵。

なにも割烹やフレンチにでかけなくとも、
スーパーにも、芹はある、生わかめもいかなごも。
春キャベツ、しんじゃが、うず高く積まれてる。


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