Archive for category 短歌・俳句周辺

『今なら歌仙』 反省呑み会

『今なら歌仙』 反省呑み会。
京セラドーム近くの
蕎麦屋にたどり着くのが大変。
駅から少女らが濁流となって押し寄せてくる。
嵐のコンサートらしい。

歌仙、巻きっぱなしで
今回は12巻〜15巻まとめての総括でやんす。

逢魔が時五里の夢中を彷徨ひて  隗斗
口縄坂で子を見失ふ       透写
あした晴れたら廃馬は撃ち殺せ  酔象

〆は十割。
嵐は去った。

【 タイム食句】 01・06〜01・10

1・10
ほんとうはあなたは無呼吸症候群おしえないまま隣でねむる : 鈴木美紀子
〜〜メタボ無視料理上手にわけがあり

1・9
水餃子みんな冬眠すればいいのに : 曽根主水
〜〜点滴の酢で体内洗浄

1・8
旅にしては山どりの骨たたき合ふ友との縁浅からめやも : 吉野秀雄
〜〜目覚めれば尾っぽがはえるジビエ喰い

1・7
おもふなり月の吉原煮凝りに : 久保田万太郎
〜〜玉三郎の目玉がひとつ

1・6
あからさまにみんなほしいと低い声 朝にはすべて終わっていたのだ : 加藤治郎
〜〜SMの社会と個人同室なり

・相方は味覚糖舐め寒稽古 : 三甫

食句塾 初句会

・相方は味覚糖舐め寒稽古 : 三甫

剣道かと。それだとおもしろくない。
実は、無名若手漫才師たちのレポート。
寒稽古は武道にかぎらず芸事にも。
そうか、いいシーンだ。

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次回予定
1)季刊誌59号 合評会
1・21(第3日曜)

2)2月例会
2・4(第1日曜)
兼題: たれ ・ 髪

【 タイム食句】 01・01〜01・05

1・5
食べ応へある白菜を神様に : 西村麒麟
〜〜麹まみれし芯は神なり

1・4
迷い箸している君の目の前で身じろぎせずに待ってるわたし : 鈴木美紀子
〜〜三の重ずらして隅をつついてる

1・3
穴と穴合へば一味や去年今年 : 雪我狂流
〜〜白味噌雑煮からしたっぷり

1・2
存在せぬ場所からぶらりとやつて来る新年の犬にパンを与えむ : 岡井隆
〜〜細胞の死んで過去なし常未来

1・1
正面はここぞと決める鏡餅 : 安藤郁子
〜〜御居処のあたり肝心要

【 タイム食句】 12・26〜12・31

12・31
割禮イスラエルに絶えたり白胡椒口にひろがるかすみの鞭(しもと) : 塚本邦雄
〜〜不用意な尻選り取り嘆きの壁

12・30
手打ちそば寒の喉を通りけり : 角川春樹
〜〜ブラックホール超える時代へ

12・29
師が若くコカインを買ひし店の前 過ぎて ひそかに 告げたまふなり : 岡野弘彦
〜〜細胞の数ヶ月経てば総変へに

12・28
友訪わむさかさに提げて葱青し : 寺山修司
〜〜すじ肉ばかりのすき焼きが待つ

12・27
乱世に強くなれよと蕎麦を食ふ昨夜よりの雨車軸を下す : 小角隆男
〜〜餅レンジ情なしカウントダウン

12・26
ちひさき蜜柑二つ食べたのは昨日 : 上田信治
〜〜手が真っ黄っ黄免疫不全

2017年 ふりかえって (その3)

2017年 ふりかえって (その3)

【BOOK・CD】
=書籍
過酸化マンガン水の夢(谷崎潤一郎)
断片的なものの社会学(岸政彦)
罪の声(塩田武士)
舞台という神話(渡辺保)
神の値段(一条さゆり)
応仁の乱(呉座勇一)
俳句と暮らす(小川軽舟)
三弦の誘惑(樋口覚)
ポロポロ(田中小実昌)

俳句:小津夜景・福田若之・北大路翼
短歌:瀬戸夏子・斉藤斎藤・吉岡太朗

=CD
坂本龍一  :async
上原ひろみ :エドマール・カスタネーダ

【個人的に】

1)FBが乗っ取られる。
被害者が即、加害者に。多大な迷惑をかける。

2)断捨離をそろそろ
玲瓏0号〜95号の整理
レコード類、その他の書籍

3)歌仙 頻度ますます
3つの連衆と それぞれ
66巻まで・15巻まで・3巻まで

【 タイム食句】 12・21〜12・25

12・25
砂のごとちんすこう崩れそのかみの琉球王国消えてしまへり : 佐藤モニカ
〜〜古層より敗者の歴史読み継がれ

12・24
人のかほおでん熱しとゆがむなり : 高柳克弘
〜〜眼球はずし目玉入れ替え

12・23
発眼の魚卵、羊歯の胞子見え 雨夜蟠るものをおそれき : 葛原妙子
〜〜黒松の白蛇睦みて舌赤し

12・22
しみじみと牛肉は在り寒すずめ : 永田耕衣
〜〜冬眠前のいきもの旨し

12・21
どこまでが季何のからだか例ふれば鼻腔の空氣、胃の中の柿 : 堀田季何
〜〜同類を憐れむ儀式白子喰い

【 タイム食句】 12・16〜12・20

12・20
ひといきに葱ひん剥いた白さかな : 柳家小三治
〜〜焼くほどに蜜垂れとろんとろん

12・19
なくなった国の名前をとなえつつ焼きピーマンの薄皮をはぐ : 東直子
〜〜皮と実のあわいの旨し人間も

12・18
煮詰まつてゆくは夫婦の愛・憎・無視 : 筑紫磐井
〜〜痛む胆石金ピカなりし

12・17
二種類の唾液が溶けたエビアンのペットボトルが朝日を通す : 谷川電話
〜〜舌かさね味蕾をからめ紅涅槃

12・16
儀式ですセロリの裸洗うのは : 金原まさ子
〜〜すっぽんぽんで突ったってなさい

【 タイム食句】 12・11〜12・15

12・15
虚と実の渾然工夫ひとしきり鯛、時を経て雑魚に及ばず : 依田仁美
〜〜弱法師のいわしいつしか能舞台

12・14
鯉食べて眼の効いてきし寒暮かな : 大石悦子
〜〜欲過剰なり悪食なれば

12・13
過眠症を抑える錠となりぬべし起きてすぐ飲むコンサータ18mg : 生沼義朗
〜〜あした晴れたら廃馬は撃ち殺せ

12・12
猪の臓腑埋めし落葉かな : 矢島渚男
〜〜都このごろ噂もちきり

12・11
りんごどれも軸傾けて静まれば指先までが動悸していつ : 前田康子
〜〜距離感をたもてず自滅くりかえす

【 タイム食句】 12・06〜12・10

12・10
ひらめくや冬の林檎を割るごとく : 津川絵理子
〜〜ぐずでのろまな人工知能

12・9
「なめんぢやねえよ」力(ぢから)のまたもあふフォークに黄身をくづすわが手は : 花鳥佰
〜〜またしてもスルーしたはず逆張りに
12・8
町裏の小路たどりて河豚の鍋 : 小川濤美子
〜〜矢でも鉄砲でももってこい

12・7
肉食の蟻が素肌に這いまわる真昼の夢や 街宣車来る : 藤原龍一郎
〜〜わかってても誰も言わない死臭あり

12・6
珈琲来れど君コート脱がうとせず : 榮猿丸
〜〜耳毛でてます言い出せなくて


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