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退職の一日前に胸元のペンをとられるさようならペン : 山川藍

 

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京寒し金閣薪にくべてなお : 中村安伸

 

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窓ガラスをすべる雨滴が雨男の系譜をなして僕に連なる : 田内一成

 

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「ちょうど良い木の棒」と思う冬の棒 : 長嶋有

 

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おそらくは生涯妻をむかへじと / わらひし友よ / 今もめとらず : 石川啄木
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ショール巻き不安な時の大きな目 : 山根真矢