1・5

大脳がほどよく酒にとろけゆく頃に世界はわが物となる : 谷岡亜紀

 

1・4

一枚の餅のごとくに雪残る : 川端茅舎

 

1・3

わが胸の皷のひびきたうたらりたうたうたらり酔へば楽しき : 吉井勇

 

1・2

お雑煮のお餅ぬーんと伸ばし食ふ : 西村麒麟

 

1・1

あらたまの年の若水くむ今朝はそぞろにものの嬉しかりけり : 樋口一葉