01/15

はねさわぎ水うち散らす魚族(うろくづ)をひとりの男しかりて通る : 山下陸奥

 

01/14

魂の飛ぶ狐ら大地をふみはずし : 石牟礼道子

 

01/13

ぼるぼる ぼるぼる 六十億の臍筋がこっくりさんをうごかしている : 高柳蕗子

 

01/12

検眼の輪の切れている其処が冬 : 三井量光


01/11

由紀夫、大作、レノンと冬の死者の名を唱える遊びせん風邪の午後 : 藤原龍一郎