02/10 街路樹も凍る夜ふけに聞いてみる どこの星から来たのですかと : 松平修文 02/09 この道しかない春の雪ふる : 種田山頭火 02/08 あしひきのやまべにすめばすべをなみしきみ
カテゴリー: セサミ日記
【 タイム食句 ー2020 】02/06~02/10
02/10 嘘の記事慣れて厨の目刺焦げ : 山岡千枝子 02/09 <ニルギリ>は<青き山>なりニルギリの紅茶にしぼる印度のあをさ : 今野寿美 02/08 飯蛸やわが老い先に子の未来 : 小
<亀鳴く> は俳句の季語、実感した。
繁昌亭の裏に亀の池。 ガキンチョの頃から石を投げて遊んだ場所。 さすが道眞公の梅が満開。 枝垂れて見事。 花は桜より梅に限る。 亀が首を長くして紅白の梅を眺めて鳴いていた。 <亀鳴く> は俳句の季語、実感した。 落語のあ
「八光セレクション これでどうだ!」
毎日毎夜落語会は数多の小屋で開かれているが、 間違いなくおもろい人選企画は 「八光セレクション これでどうだ!」 今夜は5回目。 伝説といってもいい第1回からハズレ無し。 (毎回登場は雀太) 長くなるので、今回は米輝を。
蟹が嫌いだ
私は蟹が嫌いだ。 黙々と殻から身を刮ぐ姿が浅ましい。 蟹味噌を最初に食い始めたのはどんな野郎だ。 ここに熱燗を注いで飲もうというのも浅ましい。 三国志では猿の脳味噌を食う。 蟹より猿の方がうまいだろう。 この場合は頭蓋骨
出石の初雪
出石は午前3時から初雪。 男らが麺棒置いてスコップの雪かき。 出石にきても<皿そば>なんて まずいものは喰わぬ。 そばがきで雪見酒。 しんしんと身にしみる。 地元、出石の酒蔵、 楽々鶴。ささづる。 コウノトリや鶴が飛来す
【遭遇一句 −2020】02/01~02/05
02/05 春めきてものの果てなる空の色 : 飯田蛇笏 02/04 われひとりしづくも絶えてなほゐるはものおもふゆゑあした御不浄 : 坂井修一 02/03 にんげんの足跡凍てて月面に : 池田
【 タイム食句 ー2020 】02/01~02/05
02/05 こんなにも生きてしまった体かと酢味噌にからめ独活食みており : 松平盟子 02/04 立春や寝ね覆はるる酒の酔 : 三橋敏雄 02/03 母死にて友死にてわれは生き残り旨味増したる