1130 避けがたき寒さに坐りつづけをり : 松本たかし 1129 床下に水たくはへて鰐を飼ふ少女の相手夜ごと異る : 松平修文 1128 迷って来たまんまの犬で居る : 尾崎放哉  
カテゴリー: セサミ日記
タイム食句 11・26〜11・30
11/30 雪の夜の浴室で愛されてゐた黒いたまごがゆくへふめいに : 塚本邦雄 〜〜バスクリン変なおまけがついてくる 11/29 枯葱が青葱に寄りかかりをり : 谷雄介 〜〜朗々滅ぶ老々にっぽん
川浦紗季
初 多治見。 駅前にポスターが2枚。 ①『美濃六人衆』 ②『やきものの現在』 ①は加藤委、川端健太郎、新里明士・・・ ②は川浦紗季、五味謙二、野村佳代・・・ ここまで来たなら、全く聞いたことのない 無名の②だよね。 ど正
下呂にこだわりのそば打ち人あり
手挽きである。 それならば蕎麦掻をまずいただいてスタートに。 20年ぶり。 下呂にこだわりのそば打ち人あり。 高橋邦弘さんに始まる2000年以前当時の 蕎麦ブームで早くもそば打ちの新鋭筆頭に。 半世紀の蕎麦屋の熟成を確か
『土方重巳の世界』@大谷美術館
近所のつぶれそうな薬屋さんの前に、でっかい象さん。 これ、ください。 かなりねばったが、不審者扱いで追い返された。 その帰りに買ったのが、このファミリアン。 私の呪いで、その薬屋さんは早々に廃業した。 象はどこへ行った?
遭遇一句 11・21〜11・25
1125 約束の馬を見にゆく ンではじまる言葉の意味に気を取られつつ : 野田久美子 1124 枯れ切つて朝のはじまる大和かな : 藺草慶子 1123 (旧暦10.16) この世をば わが世と
タイム食句 11・21〜11・25
11/25 鮭燻尾部をくれたり尾鰭断ち : 小澤實 〜〜人形の足にくちづけ禁止 11/24 冷えきったアイスを包む天婦羅の皮でありたい今の私は : 中沢直人 〜〜締め茶漬隣の玉子が気にかかる &nb
福岡道雄 展
〜僕達は本当に怯えなくていいのでしょうか 〜涙が出るポトポト、笑いが出るハハハ 〜何もすることがない何もすることがない 福岡道雄さんは若いころから、 ヘンリー・ミラーが大好きと聞いている。 それはそれ、極めて芭蕉の俳諧に
高垣勝康 展
伊丹の酒蔵空間で4日間だけ、 癌で亡くなった漢のための 遺作展が開かれている。 床一面に展示された平面作品からは、 未生の魂魄がゆうらり顕現してくる incarnation を目の当たりにする。 高垣勝康 展 伊丹郷町館
『バッタもん』岡本光博
『バッタもん』であ〜る。 2010年 神戸ファッション美術館の展覧会で ルイ・ヴィトンの抗議で会期中に撤去された 曰く付きのバッタもん。 岡本光博さんへの、 ルイヴィトン社からの文書は 痛烈な罵倒を込めて、なかなかのもの