6・15 老いてゆく記憶にまろく明かるみて世界を覆ふ夏蜜柑在る : 紀野恵 〜〜親指をずぶり突き立て地球割る 6・14 食ふ肉と滅びあふ身ぞ空のあを : 三橋敏雄 〜〜骨の周りの部位から腐る 6・13 魚捌き塵出し終へて
カテゴリー: セサミ日記
雀太 「遊山船」
『あほの会』 @ 繁昌亭 雀太「いらちの愛宕詣り」にはじまって トリも雀太。 「遊山船」 舞妓の袖に南京豆入れる入れへんのくだり、 このしょおもない阿呆さ加減、たまりません。 難波橋から大川の屋台舟を見下ろしながら 噺は
藤蔵の太功記
藤蔵の太棹。 梅雨のしっとりから時折りの晴れ間、 かとおもうと天をとよもす雷鳴が。 絵本太功記 尼ヶ崎の段、 気迫、唸り、押忍、掛け声、雄叫び。 もう文楽三味線の域にとどめおくことはできない。 浄瑠璃語りと太棹を兼ねた独
榎忠 『RPM-1200』
壮大な叙事詩をひもとくような 榎忠 『RPM-1200』 地下に降りると、 大砲と無数の薬莢。 裏に刻み込まれた数字をみせてもらった。 = 1944 = 愚かなる戦争に突っ走っていた。 1年もたたず、敗戦。 チュウさんが
『ローズチュウ』
榎忠 展 3つのフロアで。 まずは、 『ハンガリー国へハンガリで行く』 画廊展示ならではの 『ローズチュウ』 三代にわたるバスト。 それぞれの土地ゆかりの やんごとなき方の型取りとか。 @ ギャラリー島田
【 タイム食句】 06・06〜06・10
6・10 真っ当すぎるぜ鰹のお魚面(さかなづら) : 鈴木明 〜〜散髪屋きて穴子にされた 6・9 舌を刺ししかの毒薬の酸(す)ゆにがき味をこのごろまた思ひいづ : 石牟礼道子 〜〜ドンファンは末期の味に覚醒す 6・8 水
地下の炎帝
でかい。 高田治 @国展 天王寺美術館地下の炎帝に見おろされた後は、 さっぱりした蕎麦が食いたくなった。 梅しそ。 冷かけのつもりで選んだけど、 ここは、もり蕎麦に乗せてるだけで、 早とちりに気がつく。 蕎麦前は、花巴(
『 東海道中膝栗毛 歌舞伎座捕物帖 』
『 東海道中膝栗毛 歌舞伎座捕物帖 』 こびきちょうなぞときばなし 弥次さんが染五郎 喜多さんが猿之助 歌舞伎座上演は、2017年8月 < シネマ歌舞伎 第31弾 >
Jack-Okamoto-Lantern 〜 岡本光博
ハロウィンの Jack-O’-Lantern 岡本光博が ロスのgallery POST 『 Undisrememberable Curios 』展で 発表した作品シリーズ 〜〜 Jack-Okamoto-L
【な〜んもない塚本 ー⑳】
【な〜んもない塚本 ー⑳】 な〜もない塚本、といえば、 アノ幼稚園はツカモトでは・・・? 籠池夫妻というスーパーキャラの登場で すっかり有名になりましたが、 日常は地味に、な〜んもないままに。 *校庭に枇杷たわわ 少年の