液体が気体に変る霧に幽玄を感じるように、 個体が液体に溶けるはかなの様に幻惑される。 大地を構成する主成分の熱反応と水によって、 物質の表情が変容してゆくさまは、 みなれた陶芸の範疇にありながら、 精緻な科学実験をおもわ
カテゴリー: セサミ日記
【 タイム食句】 05・21〜05・25
5・25 香水やすこし酔ひたる京言葉 : 伊庭心猿 〜〜かんにんしてといけずのべろが 5・24 連れ出されデニーズの隅に座らされ辛いパスタをくわされた俺 : 千葉聡 〜〜7・3は思い出として割り勘に 5・23 夢のやうな
弥生の美
どこの国? いつの時代? 弥生にこんな土器が? 岡本太郎の縄文爆発で 火山灰に埋もれてしまった弥生ちゃん。 おとなしく平凡な壺しかイメージできません。 この展示は衝撃。 @ 兵庫陶芸美術館 (あさって27日まで)
鯉のぼりは青嵐を
鯉は悪食というけど、 鯉のぼりは青嵐を吸いこんで清々しい。 たまには蕎麦も喰うらしい。 中山観音さんのそばの蕎麦。 十割、ここは細切り。 二八は喉越しで細切りがいいけど、 十割は粗挽きで野風僧的に太いのが好み。 もちろん
村瀬貴昭の植栽
盆栽が嫌い。 美学にねじまげられて痛ましい。 生命を矯正されて息苦しい。 村瀬貴昭の植栽は、 盆栽に似て、実は真逆。 枯れ木に割れ壺。 死を迎え入れる側から 生を照射している。 時空を超越した精神の解放がある。 @ YD
台北の現代アートギャラリー
台北の現代アートギャラリーは 体育館クラスがザラ。天井が高い。 横溝美由紀も日本ではない展示。 無数の球の影がゆらめく宇宙陰翳礼讃。 魂が時のあはいに搖れる、たまゆら。 呉本俊松もこちらで個展中。 ほか台湾作家、おもろい
【 タイム食句】 05・16〜05・20
5・20 三年ぶりに家にかえれば父親はおののののろとうがひをしており : 本多真弓 〜〜花粉症ある世代には麗しく 5・19 赤いたすきをかけて台所がせまい : 尾崎放哉 〜〜厨房男子缶ビール女子 5・18 朝食の卓に日は
<豊下正良さん 感謝の会>
<豊下正良さん 感謝の会> 澤田好宏さんのギターで 「遠い世界に」 涙もろなってしもた。 なにわの食いもんのことやったら知らんことはない、 なんの得にもなれへんことに走り回って、 ほんま、あほとかしこのまざった粋(すい)
『タクシー運転手』
『タクシー運転手』 ソン・ガンホですよ。 80年の光州事件。現地の内戦状況が ソウルでさえ報じられなかった。 いま、日本でなにが起こっているのか、 日本人が一番知らない。。。
汗ぐっしょりの炎帝がずらり
今回の台湾入りは、 秋から淡江大学に留学するので、 マンションの契約に。 ・・・という友人に金魚の糞でついてきただけですが。 そのまた友人のベトナムからの留学生と 夜市で23時に待ち合わせ。 ベトナム人の時間給は安いので