4・25 青海苔や水にさしこむ陽の光 : 正岡子規 〜〜明石の蛸の目鼻立ち良き 4・24 もみ殻に埋もれてゐたる乾物屋の鶏卵(たまご)をおもへ糞まみれなる : 島田修三 〜〜食いもんの製造工場4次元へ 4・23 みんなあ
カテゴリー: セサミ日記
梅焼きはかまぼこのドラァグクイーン
新世界で関東煮、どやさ。 まずは梅焼き。 高級魚のすり身と卵の上品なふわふわ感、 そういう割烹の梅焼きもええけど、 ここは通天閣の下、 しっかりかまぼこのドラァグクイーンたる ヤサグレ食感がたまらんっす。 「京の持ち味、
聚楽庵句会、久々に参加
聚楽庵句会、久々に参加。 『里』凄腕の面々も勢揃い。 いつもの虎ちゃんフルフルコース。 大原朝市買出しの摘み草がうれしい。 野蒜、こごみ、土筆、嫁菜、蒲公英。 <季語を料る献立>がコンセプト。 落書きシャツの牙城さん、
『 笹踊りと笹踊り歌 』 塚田哲史
『東三河地方の 笹踊りと笹踊り歌』 塚田哲史 豊川あたりに伝わる祭礼の囃子もの。 いまも20箇所に残っている。 神社ごとの踊りの詳細と踊り歌の採譜が A4サイズ 分厚い一冊の本にまとめられた。 東北において震災後いち早く
藤蔵たっぷり 『瓢箪棚の段』
藤蔵たっぷり。 『瓢箪棚の段』の長丁場、 切腹あり、大立ち回りあり、 三味線藤蔵が暴れまくる。 もはや掛け声とはいわぬ。 押忍の唸りから雄叫び咆哮へ。 この『彦山権現誓助剣』、 まるで小劇場の不条理コメディ。 めちゃくち
【 タイム食句】 04・16〜04・20
4・20 飮食のさなかましろき魚の肉に添いたる血管をはずしゆく : 内山晶太 〜〜夏近し解体新書弟と 4・19 鳥貝や打ちすゑられて蠢ける : 間村俊一 〜〜握る板前初心者マーク 4・18 われを叱り弟を叱り飽き足らず冷
それでも脳味噌は残留する
獣の頭蓋骨。 苛性ソーダで煮込み、過酸化水素で漂白。 それでも脳味噌は残留するという。 長野久人の新作インスタレーション。 個個の作品はキッチュな表情をみせながら、 狭い室内に木火土金水の思想を層として、 濃厚な弔いの匂
『上方落語史観』
『上方落語史観』 高島幸次 上方落語のネタから とんでもないエピソード、故事来歴が ポロポロこぼれでてくる。 古文書や歴史物語から引用、 解き明かす場合が多いのが通例やけど、 ひっぱってくるネタ元のカテゴリーが 現代風俗
内倉真一郎 ”BABY”
春の展示替え ー① エントランス正面 内倉真一郎 ”BABY” わらってるのは、生理的微笑。 赤ん坊の無意識、本能的なほほえみで、 チンパンジーと人類だけの現象。 (世沙弥コレクション ー2018) *塩田千
素敵なダイナマイトスキャンダル
任侠映画で70年代回顧した足で、 80年代の『写真時代』へ。 だる〜い演出は 去る業界の人々の当時のだる〜い感。