02/20 水ぬるむ自分のこゑを聞きながら : 鴇田智哉 02/19 同年の友逝きたれば骨のあり簡明にして影をともなふ : 杉下幹雄 02/18 息白し大阪弁と京ことば : 樽谷俊彦
カテゴリー: セサミ日記
【 タイム食句 ー2024】2024/02/16~02/20
02/20 鳥肉のあぶらが紙袋越しに にじんで しみて 原罪を負う : 土岐友浩 02/19 泊まる気で来よと白魚だよりかな : 布施伊夜子 02/18 このごろのきみの話にうなずいてのどを流れる一瞬の寿司 :
【 アートな一句 −2024】2024/02/16~02/20
02/20 触れるなと言わるる日々にエレベーターのパネルの点字粒立ちてをり : 梶原さい子 02/19 白が白汚してをりぬ春の雪 : 木暮陶句郎 02/18 紙と粘土を人はつくった人間が紙と粘土でできていたころ :
二月の象はアドベンチャーワールド
一月の象は天王寺動物園で失敗。 二月の象はアドベンチャーワールドで挽回。 インド象二頭、 知らんぷり、で、すれ違いざま、 しなやかな鼻先で愛撫。 見逃さんぞ。 #daizoo -02
【遊行一句 −2024】2024/02/11~02/15
02/15 ほのぼのと春こそ空にきにけらし天の香具山かすみたなびく : 後鳥羽院 〜『新古今和歌集』 02/14 春隣毛皮に乳首あることも : 飯田龍太 02/13 鶏ねむる村の東西南
【 タイム食句 ー2024】2024/02/11~02/15
02/15 雪舞ふや鶯餅が口の中 : 岸本尚毅 02/14 明太子、とても美味しい。 産まれたい気持ちが口の中にあふれる : 田村穂隆 02/13 いつしかに水は眼を得て白魚に : 山田
【 アートな一句 −2024】2024/02/11~02/15
02/15 野火の奥に本能寺否金閣寺 : 石倉夏生 02/14 仏像に骨はあらねど直立の静けき群れのなかを歩みぬ : 吉川宏志 02/13 斑雪野へとびたきト音記号かな : 秦夕美 &n
memo -0202
*眼を磨いてかつ保湿してくれるような、上質な体験 *無関係な素材をひとつの文脈のなかで配置し直し、 新たなノリを表出させる作業