2024年1月1日 昭和99年 元旦
カテゴリー: セサミ日記
【 アートな一句 】2023/12/26~12/31
12/31 賀状まづ小三治様と書き始む : 黒田杏子 12/30 硝子街に睫毛睫毛のまばたけりこのままにして霜は降りこよ : 浜田到 12/29 ネット社会をも閉ぢ込めて『城』未完なれ : 関悦史 &
【遊行一句 −2023】2023/12/26~12/31
12/31 俗にいふ睾丸(きんたま)火鉢もせずなりてはや三十年になりけるはや : 斎藤茂吉 〜『つきかげ』 12/30 歳晩やはがして匂ふガムテープ : 西山ゆりこ 12/29 囚はれのフセイン喉をさらすとき世界中
【 タイム食句 ー2023 】2023/12/26~12/31
12/31 葱買うて枯木の中を帰りけり : 蕪村 12/30 古臭いくらゐがちやうどよいのです薬草園に教授は言へり : 溝川清久 12/29 ゆく年の餃子の襞の深さかな : 金子敦 12/28 とかいって、水を注
木村了子さん
>>27日〜24/01/16、阪急メンズ大阪の入口にて、木村了子監修イケメン美龍デコレーションが設置されております>> 阪急設置の後、世沙弥に。 コレクションと3年ぶりにご対面。 KUNST ARZT「天覧美術」2020
花師:katagiri atsunobu
基督降誕日 @ 世沙弥 百年の孤独あおりつつ 時折席を立たれるので、携帯かな、煙草かな、 帰り際に悪戯っぽく 「世沙弥のどこかに花を活けてきました」 この地球に無垢のままに、最初の感情が 悲しみであってはならない。 荘厳
【 アートな一句 】2023/12/21~12/25
12/25 夜の書庫にユトリロ返す雪明り : 安住敦 12/24 ウェルニッケ野に火を放てそののちの焦土をわれらはるばると征く : 松野志保 12/23 風にまだ奪う色あり冬紅葉 : 上迫和海 12/22 近づけ
【遊行一句 −2023】2023/12/21~12/25
12/25 地球より遠くを知らずロッカーの鍵を開ければ銀貨が戻る : 鈴木晴香 12/24 シュワキマセリ水中のもの不可視なり : 生駒大祐 12/23 駒とめて袖うちはらふかげもなし佐
【 タイム食句 ー2023 】2023/12/21~12/25
12/25 冬苺今日一番の大きな犬 : 西生ゆかり 12/24 ギリシャから誰か来たのかテーブルに転がっている朱欒が三つ : 坪内稔典 12/23 千枚漬真円少しづつずらし : 正木ゆう子