『太棹の響』は文楽三味線、 鶴澤藤蔵の独演会。 <堀川猿廻しの段>のラストには、 大夫の語りもなく、ツレ弾きとふたりだけの 三味線演奏の見せ場がある。 藤蔵と清志郎の演奏は、 まさに絶頂期のモハメッド・アリが リング上で
カテゴリー: セサミ日記
【 金理有・杉本ひとみ 二人展 】の小冊子 好評
<小冊子に綴られたユニークな招待状> スタートしてすでに1ヶ月以上経過しているんですが、 やっとできあがってきました。 単に作品の羅列ではありません。 ふたりの作家のあふるる個性が みずみずしく香り立ってきます。 【 金
象級グルメ 〜〜その③④
象級グルメ 〜〜その③④ ハチの身 牛の胃のホルモン、ハチノスの方言かと 注文したら、鮪の脳天。 やらこうて鮪の脂味がこゆ〜い。 広島の串焼きで感激したあと、三原でたこ飯、 そして尾道へ 百年かまぼこ屋 1g3円 150
『其礼成心中』
『其礼成心中』 三谷文楽の初演が4年前。 大阪公演、きょうはつごう10公演の最終舞台。 演者全員がもう十分こなれにこなれている。 まず注目は、大夫、三味線の床が 正面中空にある。 文楽は人形使い、浄瑠璃語り、三味線音楽の
【 タイム食句】 07・06〜07・10
7・10 ちゃんとわたしの顔を見ながらねじこんでアインシュタインの舌の複製 : 平岡直子 〜〜おやつどき3Dモデルでセックスを 7・9 金色に茗荷汁澄む地球かな : 永田耕衣 〜〜宇宙船内食感大事 7・8 ジャングルの夜
虹霓のこと、ゴーリーのこと
食句塾7月例会 ・高層に住み霓(にじ)の裂れ曳く金魚 : 翠胡 霓(にじ)とは? 虹のこと。調べるとおもしろい。 虹は龍。神聖は霊獣。 その虹にオス・メスがあり、それを虹霓という。 天気が良いと、虹がでたその外側に配色が
宮川香山 Ratrospective
ルーシー・リーから6年、 東洋陶磁で宮川香山。 魔術師とか超絶技巧とかいわずに ガレとガウディとならべて展示すれば すんなりアールヌーボー世紀末へ。 調べてみたら3人の生まれは10年も違わない。 若冲、蕭白の奇想の系譜に
私の愛したお酒 〜その8 【 玉依御前 銀漢】
私の愛したお酒 〜その8 【 玉依御前 銀漢】 < 象の檻 サロン・ド・セサミ > において 乾杯の儀の御酒として登場。 貴腐ワイン、ヴィンテージワインに勝る 典雅な香り、一閃の喉越し、幽冥なる余韻。 リキュール・グラス
朝顔一輪で秀吉を迎える利休の心境
植松奎二さんが年1回の 『螺旋の感触』チェックに。 朝顔は3年目の緑の螺旋。 〜〜2017年はどれか一方向だけにしましょう 一晩寝て、朝5時からバッサリ。 朝顔一輪で秀吉を迎える利休の心境はいかばかり。
【 タイム食句】 07・01〜07・05
7・5 日焼けした姉妹キューピーマヨネーズ : 工藤恵 〜〜浜辺ポテサラらっきょうどっさり 7・4 ゆくりなく窓のない家おもほえり白砂糖一キロ壺にうつしつつ : 西村美佐子 〜〜監禁のなにほどのことあらむ世に 7・3