07/15 指差せば遠ざかるのが夏であると知っていながらゆくモロー展 : 笹川諒 07/14 襖絵の馬跳ね出して室町へ : 小池正博 07/13 剥げかけた青の針金ハンガーにシャツは気配をのこ
カテゴリー: セサミ日記
【遊行一句 −2023】2023/07/11~07/15
07/15 やがて死ぬけしきは見えず蝉の声 : 芭蕉 〜『猿蓑』 07/14 ひまわりのアンダルシアはとほけれどとほけれどアンダルシアのひまわり : 永井陽子 〜『モーツァルトの電話帳』 07/13 ナイターに着く前にも
【 タイム食句 ー2023 】2023/07/11~07/15
07/15 友人の一人がいまだ起きて来ずアルペンザルツの岩塩を振る : 嶋稟太郎 07/14 何をしていた蛇が卵を呑み込むとき : 鈴木六林男 07/13 パラオ語のツカレナオスはビール飲むことそんなこと聞いている部屋
食句塾 夏号合評会
俳句の会が終わって蕎麦屋さん。 なんやほっそい路おじいっぱいいっぱいに 御神輿。おおお祭りやん。 大江神社やて。知らんけど。 祇園さん、天神さん、 コロナ終わったら、 お祭りや、鱧くおか、蛸くおか。 ・・・・・・・・・・
宮治の『初天神』
攻める性癖の二人に火がついたら 攻めまくる奇蹟の高座が炎えあがる。 宮治の『初天神』 おなじみの父子がどこまでも肥大化、 グロテスクなモンスターの 派手なインド映画に巻き込まれた気分に。 落語を古典・新作と分けるのがそも
日記
・田主丸:豪雨被害甚大 ・パンダ(頭脳警察) 73歳 逝去 ・澤好摩・青森一人旅で骨折 79歳 逝去 ・似顔絵師 :書いてもらった顔が あまりにむさくるしく、あわれで、情けなく、 少々反応ができない。リアルに向き合
【 アートな一句 】2023/07/06~07/10
07/10 頭の中で白い夏野となつてゐる : 高屋窓秋 07/09 浮き輪を手にひかり出すひと海に浮かびひかり続けるひと自然光 : 椛沢知世 07/08 夜の部は恋におぼれて夏芝居 : 和田華凜 07/07 海の画を見終
【遊行一句 −2023】2023/07/06~07/10
07/10 永遠に補修をされることのないビート板には誰かの歯形 : 木下龍也 #スポーツな一句 (一首) 07/09 暗号化された滴り舐めてみろ : 土井探花 07/08 この全てが繁殖を願ふこゑなのか蟬あまた地のうへ
【 タイム食句 ー2023 】2023/07/06~07/10
07/10 ギョーザ焼く音雨に似て夏旺ん : 村上鞆彦 07/09 なす割れば赤きいたみをさらしおり吾の手に負えぬものばかりあり : 塚田千束 07/08 熱帯夜わたし噛んだら小籠包 : 桃化