01/05 たこ焼きにたこ入りと書く冬ぬくし : 小西敬子 01/04 アンパンの臍噛みなにかうれしくて妻と語りぬ冬の夜の部屋 : 一ノ関忠人 01/03 冬の夜や岩塩を振る肉料理 : ローバ
カテゴリー: 短歌・俳句周辺
【遭遇一句 −2020】2020/12/26~12/31
12/31 俺に是非を説くな激しき雪が好き : 野村秋介 12/30 わたされて腋にはさんだそのあとを拭った白鳥らしきかたちを : 吉岡太朗 12/29 日記買う夜空は常に新しく : 神野紗希
【 タイム食句 ー2020 】2020/12/26~12/31
12/31 未来という光が邪魔で今が見えない真夜中のライスお替り : 穂村弘 12/30 ゆく年や蕎麦にかけたる海苔の艶 : 久保田万太郎 12/29 わたつみよはらわたといふ海かかへわれは鮟
【遭遇一句 −2020】2020/12/21~12/25
12/25 水鳥や別れ話は女より : 鈴木真砂女 12/24 向こうから握手されそうなひきだしの奥に右手をそっと差し出す : 水野結雅 12/23 一軒のための電線山眠る : 辻内京子 &nb
【 タイム食句 ー2020 】2020/12/21~12/25
12/25 冬のキスは血の味がするお互いに目覚めなければ狩りだったのに : 平岡直子 12/24 老後ってアドリブなんだ鼻曲り : 伏兎 12/23 オーボエの音色のことを胡麻だれとかキャラメ
【遭遇一句 −2020】2020/12/16~12/20
12/20 人も人ならざるものも着ぶくれて善いものみんなロバに似ている : 佐藤弓生 12/19 湯たんぽと言えばくちびるやわらかし : 原ゆき 12/18 いつどこへ不時着しようとポケットに
【 タイム食句 ー2020 】2020/12/16~12/20
12/20 鮫の皮剥がす全身タイツのごと : 堀田季何 12/19 くら寿司で暮らすし大丈夫 親に笑いながら殺すなよと言われても : 鈴木ちはね 12/18 京に入りて市の鯨を見たりけり :
アートとイートの心地良さ
ピカソの掛軸仕立て。 表装のセンスがお見事。 もう1点はウオホール。 蕎麦屋の全空間と額の大きさのバランス。 アートとイートの心地良さ。 双方の最高レベルが主張することなく 豊かな時間を醸し出してくれます。 蕎麦は粗挽き
【遭遇一句 −2020】2020/12/11~12/15
12/15 骨相のきれいな木です蛇眠る : 伏兎 12/14 わが磁石 南十字に吸ひよせられ狂つたやうに南をしめす : 南輝子 12/13 鶴が白失ふ高さありにけり : 小山玄黙
【 タイム食句 ー2020 】12/11~12/15
12/15 弟が口を効かなくなってきて主食はウイダーインゼリーらしい : 郡司和斗 12/14 手さぐりの会話つかんだのは海鼠 : 宮崎斗士 12/13 強き酒で人形にする たましいはベッドの