食句塾 5月例会 令和初めての句会となる。 ・「令和」迎えし豌豆のひと並び : 菜摘 ・令和朔日蝿が車内を脅かす : 弥華藍 ・令和なる穂先のあやしたけのこ掘り: 大象 5月の食句賞 ・七曜耀き花は一気に蝦夷の野
カテゴリー: 短歌・俳句周辺
【遭遇一句 -2019】05/01~05/05
05/05 春の月水の音して上りけり : 正木ゆう子 05/04 歯ブラシをとめれば雨の音 生きていることにたびたび惚れなおす : 雪舟えま 05/03 蝶よ花よと柩の中で育てられ : 佐藤郁
【タイム食句 -2019】05/01~05/05
05/05 この町に月が来ている喜びをあなたはそっとパンには挟んだ : 吉野裕之 05/04 春霞食べ仙人になりしかな : 大関靖博 05/03 なかなかに隠者にさへもなれざれば 雲丹・舌・臓
【遭遇一句 -2019】04/26~04/30
04/30 漁夫よ河にも星は満ちたりわがひとに請ふ血より濃き水のくちよせ : 塚本邦雄 〜星餐図 04/29 身にしむといふは春もよ昼目覚 : 高山れおな 04/28 象などに生
【タイム食句 -2019】04/26~04/30
04/30 花冷えの寄せながら食ふカレーライス : 小野あらた 04/29 おもむろに強火に変えて言うことを聞かぬレタスを炒めんとする : 松村正直 04/28 肉食の蜂や茶色の翅が反り :
『ほかいびと』
『ほかいびと』 井上井月は山頭火、放哉の放浪俳句の兄貴分。 8年ほど前、駒ヶ根に引っ越した友人を訪問した時に 偶然この俳人のことを知った。 駅前の井月そばのことだけ記憶にあった。 ナナゲイ、上映後のトーク。 主演・田中泯
【遭遇一句 -2019】 04・21〜04・25
04/25 銃後といふ不思議な町を丘で見た : 渡辺白泉 04/24 さなきだに重きがうえの小夜衣わがつまならぬつまなかさねそ : 寂然法師 〜仮名手本忠臣蔵・横恋慕する高師直に宛てた顔世御前の返事 &nb
【タイム食句 -2019】 04・21〜04・25
04/25 熟れてなほ青々として芒果はレインボーフラッグとならび揺れをり : 小佐野彈 04/24 二枚舌だからどこでも舐めてあげる : 江里昭彦 04/23 ある夕べ駄菓子売場に子としゃがみ
食句塾 季刊誌合評会
食句塾、 会場がハルカス近くに変わったから、 やよいちゃん前通過。 季刊誌合評会。 表紙は毎回<食>テーマのアート。 入れ歯のような宴会風景は 18世紀の画家、ピエトロ・ロンギ。 ヴェネツィアの栄耀栄華、ざんす。
【遭遇一句 -2019】 04・16〜04・20
04/20 かぐはしきゼロこそよけれ海から海あなたからあなたを引いたやうな : 山田富士郎 04/19 階段の丁寧にある花疲れ : 野口る里 04/18 それぞれの夜の終わりにセロファンを肛門