10/10 憎からず思へる妻に別れぶみつきつけられてさすが惑へり : 九鬼周造 10/09 ドラえもんの青を探しにゆきませんか : 石田柊馬 10/08 花にルビをふるように降る雨、雨の名前は
カテゴリー: 短歌・俳句周辺
【 タイム食句 ー2021 】2021/10/06~10/10
10/10 オムレツは天使の枕星月夜 : 今井聖 10/09 (梨✖︎フーコー)がなす街角に真実がいくつも落ちてゐた : 荻原裕幸 10/08 酒飲まぬ客には玉露月の宴 : 石戸菜々花 &nb
・炊飯器ごと新米を撫でてしまう :主水
食句塾 10月例会 3ヵ月ぶりに顔つきあわせ。 ・炊飯器ごと新米を撫でてしまう :主水
【遊行一句 −2021】2021/10/01~10/05
10/05 罪なくも流されたしや佐渡の月 : ドナルド・キーン 10/04 露や花花や露なる秋くれば野原に咲きて風に散るらむ : 藤原家隆 10/03 老いぬれば股間も宙や秋の暮 : 永田耕衣
【 タイム食句 ー2021 】2021/10/01~10/05
10/05 にんげんの尿(ゆまり)を舐めて塩を摂る狼のこと古伝は記す : 吉川宏志 10/04 炊飯器ごと新米を撫でてしまう : 曽根主水 10/03 なか卯ソング流れるなか卯からきみが電話を
ボルサリーノを金継ぎ
食句塾 10月例会 3ヶ月ぶりに顔を合わせて。 後半戦の批評タイムが盛り上がる。 ・炊飯器ごと新米を撫でてしまう : 主水 ・・・・・・・・・・・・・・・・・ ボルサリーノを金継ぎした。 ずぼらもんには手入れがでけへん。
【遊行一句 −2021】2021/09/26~09/30
09/30 レスラーがグレコ・ローマンのほろにがき対位法 月、枇杷色に満つ : 塚本邦雄 〜感幻楽 09/29 秋しぐれ新撰組のようにくる : しなだしん 09/28 沈黙の底にころがるされか
【 タイム食句 ー2021 】2021/09/26~09/30
09/30 さんま焼くけむりのなかの一人かな : 万太郎 09/29 ざく切りのキャベツちり敷く受け皿にまづバラが来てズリ、皮、つくね来 : 山下翔 09/28 柿ひとつ空の遠きに堪へむとす
【遊行一句 −2021】2021/09/21~09/25
09/25 月光が釘ざらざらと吐き出しぬ : 八田木枯 09/24 粘菌学者南方熊楠今の世に在ればコロナに迫っているか : 道浦母都子 09/23 ごてごてと草花植ゑし小庭かな : 正岡子規
【 タイム食句 ー2021 】2021/09/21~09/25
09/25 土偶のやうなひとをゆめみぬそのひとの地球を啜るやうな唇 : 渡辺松男 09/24 歯を抜きし顔の笑へば秋の風 : 前澤宏光 09/23 撫で上げてゆく風のなか揺り椅子に咽喉(のんど