07/05 点景に画いた汝を / 見ておもう / 解いてはならない / 問いであったと: 小林久美子 07/04 トプカピ宮トカゲ微光してサイレン : 日高玲 07/03 盛夏とはほろびゐる夏 音楽堂への矢印がすこし褪せ
カテゴリー: 短歌・俳句周辺
【遊行一句 −2023】2023/07/01~07/05
07/05 シャワーカーテン一枚で逃げ出せる : 青山茂根 07/04 我こそは新島守よ隠岐の海の荒き波風心して吹け : 後鳥羽院 〜『遠島百首』 07/03 どきどきと大きくなりしかたつむり : 阿部青鞋
【 タイム食句 ー2023 】2023/07/01~07/05
07/05 ピッチャーがまた首を振る延長戦 枝豆どれもどれも空っぽ : 藤島秀憲 #スポーツな一句 (一首) 07/04 胡瓜サンド人は飛べないから走る : 西生ゆかり 07/03 殴られた方
食句塾7月例会
食句塾7月例会 ・一心にキャベツ(タダ)食むカウンター : 主水 ・毎日が環状線のように汗 : 飛白 ・のうぜんかずら二階には禿が栖む : 大象 ・・・・・・・・・・・ 阿倍野で俳句会 あと繁昌亭の落語会へ。 面白いグル
【 アートな一句 】2023/06/26~06/30
06/30 石が砕かれ夏の夜の絵具たち : 鴇田智哉 06/29 紫陽花と紫陽花に挟まれているカメラロールの裸の自撮り : 上篠翔 06/28 間をあけてたつデルボーの人涼し : 仁平勝 06/27 リメイ
【遊行一句 −2023】2023/06/26~06/30
06/30 檳榔樹の古樹を想へその葉蔭海見て石に似る男をも : 牧水 06/29 蓮沼を自転車で立ち去る悪魔かな : 天沢退二郎 06/28 ゆうべぬるき水に唇まで浸りゐて性欲とは夏の黄の花のやうなもの : 河野裕子 0
【 タイム食句 ー2023 】2023/06/26~06/30
06/30 雨と雨のあいだに挟む小倉あん : 八上桐子 06/29 ねっとりと濃く甘き闇迫りくる南の島の舌の分厚さ : 松村由利子 06/28 夕焼の長かりしあと鮑食ふ : 森澄雄  
【 アートな一句 】2023/06/21~06/25
06/25 風呂上がりの君のおでこのかがやきを絵具として描く昨日の夢の : 上坂あゆ美 06/24 水面に真四角を描き扉とす : 北村虻曳 06/23 露店より買う万華鏡たわむれに街を破片にしてみる日暮れ : toron
【遊行一句 −2023】2023/06/21~06/25
06/25 蚯蚓死すおのれの肉と交叉して : 岩田奎 06/24 <象の眼>と妻が言いたり<象の眼>は疲れ切ったる時のわれの眼 : 奥村晃作 #象な一句 (一首) 06/23 入口のやうに出口のやうに夏至 : 小島一慶
【 タイム食句 ー2023 】2023/06/21~06/25
06/25 ノンアルコールビールぐらいのこそこそ感・・・じゃない? じゃないかなぁ 思うけど : 伊舎堂仁 06/24 辞書ほどの重さ押鮨買ひにけり : 福井隆子 06/23 毒薬のひとしづく