07/25 忽ちに雑言飛ぶや冷奴 : 相馬遷子 07/24 約束は所詮はことば 夏なのに石焼き芋が売ってる 生きて : 上坂あゆ美 07/23 濡れながら利子だけ払う冷奴 : 三好飛白 07/22 無花果のしづまりふかく
カテゴリー: 短歌・俳句周辺
「横着します」
第8回 のん句会 夏音さんの句に<水えくぼ>、 造語が新鮮。ありそうで、どうなんでしょう。 ・・・・・・・・・・・・・ 水道の検針を終えた女性が、 紙表を奥にある玄関ポストに入れに行こうとしたので、 はい、もらいますわ、
【遊行一句 −2022】2022/07/16~07/20
07/20 じだらくに寝れば涼しき夕べかな : 宗次 07/19 ゴキブリは天にもをりと思へる夜 神よつめたき手を貸したまへ : 葛原妙子 〜『朱霊』 07/18 死んでから蛇重くなる棒の先
【 タイム食句 ー2022 】2022/07/16~07/20
07/20 いちじくの下かげ蒼し人は皆優しく待たれをりぬ柩に : 高野公彦 07/19 妹はて来くず餅を瞬食 : 馬場杏 07/18 額縁を壁から下ろす(そのように夕立が来る)果物屋にいて : 竹中優子 07/17 白玉
食句塾夏号 合評会
食句塾夏号 合評会 *妹はて来くず餅を瞬食 杏 上句7音の挑戦。 *濡れながら利子だけ払う冷奴 飛白 いや、おもろい。 終わって、そば食い反省会。 ぬめりのぬなわ汁の句から、 深泥池の話題に。 蓴菜はもうとおに
【遊行一句 −2022】2022/07/11~07/15
07/15 腕多き水母にうしろ姿などありや水母に性別ありや : 佐藤弓生 07/14 いけにえにフリルがあって恥ずかしい : 暮田真名 07/13 100円の傘を通してこの街の看板すべてぼんやり光る : 沖川泰平 07/
【 タイム食句 ー2022 】2022/07/11~07/15
07/15 蟻喰の舌を登れる蟻二三 : 中原道夫 07/14 酔ひふかくさまよふ街にあはあはと武器自動販売機ともれり : 江畑實 07/13 満月に泣くほどのこと初メロン : 井上雪子 ・・・
塚本邦雄とトム・フィンランド
玲瓏107号 塚本邦雄 一首評 天にソドム地に汗にほふテキサスの靴もて燐寸擦る男らよ 〜星餐図 *トム・フィンランドを手がかりに書いた。
【遊行一句 −2022】2022/07/06~07/10
07/10 夕立の後の五右衛門風呂に父 : 今井聖 07/09 ゆびさきに死の国があり渦をまくその国五つ日向にさらす : 渡辺松男 07/08 明易し大阪環状線始発 : 小川軽舟 07/07 それはたとえば、百年育てて咲
【 タイム食句 ー2022 】2022/07/06~07/10
07/10 白飯(しらいい)のなかに炭鉱あるごとき悲しみをどう扱うべきか : 大滝和子 07/09 草いきれごと山羊乳を飲み干しぬ : 青山茂根 07/08 ああ君に飽きたくないな ラップされ