10/15 長き夜をクサマヤヨイに中りけり : 内田美紗 10/14 花みたい、それはやさしい揶揄でしたいいよ花ならお墓に似合う : 上篠翔 10/13 秋の蠅追へばまた来る叩けば死ぬ : 子
カテゴリー: 短歌・俳句周辺
【 タイム食句 ー2021 】2021/10/11~10/15
10/15 ふれることは林檎を炎にかへることだから死ぬほどふれていいかな : 藪内亮輔 10/14 無花果が割れて昭和の流れだす : 菅原鬨也 10/13 置き忘れられたコーラが地下道に底無し
【遊行一句 −2021】2021/10/06~10/10
10/10 憎からず思へる妻に別れぶみつきつけられてさすが惑へり : 九鬼周造 10/09 ドラえもんの青を探しにゆきませんか : 石田柊馬 10/08 花にルビをふるように降る雨、雨の名前は
【 タイム食句 ー2021 】2021/10/06~10/10
10/10 オムレツは天使の枕星月夜 : 今井聖 10/09 (梨✖︎フーコー)がなす街角に真実がいくつも落ちてゐた : 荻原裕幸 10/08 酒飲まぬ客には玉露月の宴 : 石戸菜々花 &nb
・炊飯器ごと新米を撫でてしまう :主水
食句塾 10月例会 3ヵ月ぶりに顔つきあわせ。 ・炊飯器ごと新米を撫でてしまう :主水
【遊行一句 −2021】2021/10/01~10/05
10/05 罪なくも流されたしや佐渡の月 : ドナルド・キーン 10/04 露や花花や露なる秋くれば野原に咲きて風に散るらむ : 藤原家隆 10/03 老いぬれば股間も宙や秋の暮 : 永田耕衣
【 タイム食句 ー2021 】2021/10/01~10/05
10/05 にんげんの尿(ゆまり)を舐めて塩を摂る狼のこと古伝は記す : 吉川宏志 10/04 炊飯器ごと新米を撫でてしまう : 曽根主水 10/03 なか卯ソング流れるなか卯からきみが電話を
ボルサリーノを金継ぎ
食句塾 10月例会 3ヶ月ぶりに顔を合わせて。 後半戦の批評タイムが盛り上がる。 ・炊飯器ごと新米を撫でてしまう : 主水 ・・・・・・・・・・・・・・・・・ ボルサリーノを金継ぎした。 ずぼらもんには手入れがでけへん。
【遊行一句 −2021】2021/09/26~09/30
09/30 レスラーがグレコ・ローマンのほろにがき対位法 月、枇杷色に満つ : 塚本邦雄 〜感幻楽 09/29 秋しぐれ新撰組のようにくる : しなだしん 09/28 沈黙の底にころがるされか
【 タイム食句 ー2021 】2021/09/26~09/30
09/30 さんま焼くけむりのなかの一人かな : 万太郎 09/29 ざく切りのキャベツちり敷く受け皿にまづバラが来てズリ、皮、つくね来 : 山下翔 09/28 柿ひとつ空の遠きに堪へむとす