2026/08/05 汗拭いてひとまづは水まんぢゆうを : 如月真菜 2026/08/04 天ぷらにするとおいしい動物をときどき愛でる温泉旅館 : 杉本茜 2026/08/03 穀象に或る日母
カテゴリー: 短歌・俳句周辺
<飲食一句 2025> 2025/08/01~08/05
08・05 山椒の実3粒挽いて入れて飲むジンジャエール煙の風味 : 田中有芽子 08・04 荒鋸で切り分け氷一貫目 : 山口素基 08・03 水のグミが一つ 水のグミが二つ 続きのグミは目が
<アートな一句 2027> 2027/08/01~08/05
2027/08/05 ねぶた来る棟方が来る闇が来る : 黒田杏子 2027/08/04 夏終る絵の無い額縁のやうに : 兼城雄 2027/08/03 石灼けて眼も口も剥く青不動 : 工藤進 &
<アートな一句 2026> 2026/08/01~08/05
2026/08/05 詩も川も臍も胡瓜も曲りけり : 橋 閒石 2026/08/04 楽器にはなれない人は武器として果ての町へと出荷されてく : ショージサキ 2026/08/03 暑からむい
<アートな一句 2025> 2025/08/01~08/05
08・05 ここはくにざかひなので午下がりには影のないひとも通ります : 笹原玉子 08・04 伝説のロックンロール! カンナの、黄! : 福田若之 08・03 われのもつ仮面のひとつあばき出
<遊行一句 −2027> 2027/07/26~07/31
2027/07/31 雲の峰いくつ崩れて月の山 : 芭蕉 〜『おくのほそ道』 2027/07/30 おちんこも欣々然と裸かな : 相島虚吼 2027/07/29 日本の元気なころの水着かな
<遊行一句 −2026> 2026/07/26~07/31
2026/07/31 ままよ法衣は汗で朽ちた : 山頭火 2026/07/30 夜を振りかぶって会いに行くときの鍵束は手の熱になびいて : 榊󠄀原紘 2026/07/29 大雷雨鬱王と会うあさ
<遊行一句 −2025> 2025/07/26~07/31
07・31 戰爭のたびに砂鐵をしたたらす暗き乳房のために禱るも : 塚本邦雄 〜『水葬物語』 07・30 行き摺りの夏手袋に眩みけり : 鈴木茂雄 07・29 睡蓮のくれなゐの群れ夢見つつ共謀
<飲食一句 2027> 2027/07/26~07/31
2027/07/31 花火せよ淀の御茶屋の夕月夜 : 蕪村 2027/07/30 サラダさっと空気を混ぜて朝曇 : 正木ゆう子 2027/07/29 ピーマンの輪切りの彼方まで夏野 : 秋尾敏
<飲食一句 2026> 2026/07/26~07/31
2026/07/31 中華鍋に空芯菜を炒めつつわが想ふことおほよそ凡俗 : 島田修三 026/07/30 ハードリカー西日が地図を搔き毟る : 楠本奇蹄 2026/07/29 秘密基地のごとき