09/30 ひとの煙が吸ひたい夜だうすぐもる焼き鳥屋とか入つて飲んで : 山下翔 09/29 萩咲くや笑顔の母の近餓え : 折勝家鴨 09/28 りんごを剥く手のあまりにも白ければ「殺したのか
カテゴリー: 短歌・俳句周辺
【遭遇一句 −2020】2020/09/21~09/25
09/25 道多き那須野の御狩の矢さけびにのがれぬ鹿の声ぞ聞こゆる : 藤原信実 〜おくのほそ道・那須野の段 09/24 秋澄むや一人が楽しさうな人 : 安藤恭子 09/23 夕ぐれといふは
【 タイム食句 ー2020 】2020/09/21~09/25
09/25 秋涼し手ごとにむけや瓜茄子 : 芭蕉 09/24 秋晴のひかりとなりて楽しくも実りに入らむ栗も胡桃も : 斎藤茂吉 09/23 冷めて色濃い芋の煮っころがし淋し : 池田澄子 &n
【遭遇一句 −2020】2020/09/16~09/20
09/20 はんこ屋という秋風に近きもの : 永末恵子 09/19 好きならば許せるはずのひと言に大きく開く朱の曼珠沙華 : 熊谷純 09/18 男老いて男を愛す葛の花 : 永田耕衣 &nbs
【 タイム食句 ー2020 】2020/09/16~09/20
09/20 エルサレムに糞の門あり食の門すなはちくちびるはいづこぞ : 高橋睦郎 09/19 飛び飛びに席空いてゐる菊膾 : 藤井なお子 09/18 卵黄を白飯に落すならはしのまた復へりきて冽
【遭遇一句 −2020】2020/09/11~09/15
09/15 天気予報の男が笑う 一家離散はすましたるらし : 高瀬一誌 09/14 身にしみて一つぐらゐは傷もよし : 能村登四郎 09/13 カーテンのレースは冷えて弟がはぷすぶるぐ、とくし
【 タイム食句 ー2020 】2020/09/11~09/15
09/15 柘榴が口あけたたはけた恋だ : 尾崎放哉 09/14 壺漬けのカルビをトングで引き上げる 私の欲はどこまであるの : 乃上あつこ 09/13 本物の栗をぬひぐるみの熊に : 矢野玲
【遭遇一句 −2020】2020/09/06~09/10
09/10 帝国に堂々たるやおわい船 : 筑紫磐井 09/09 わたくしも誰かのカラーバリエーションかもしれなくてユニクロを出る : 辻聡之 09/08 いつも一人で赤とんぼ : 山頭火 &n
【 タイム食句 ー2020 】2020/09/06~09/10
09/10 アリナミンよりほほゑみが効くなんて言の葉で妻が喜ぶとおもふか : 松平盟子 09/09 梨を食む月からの水こぼしつゝ : 中村安伸 09/08 君の来ない夜にトイレで聞いているあ
紅ズワイは9月が解禁
カニ・・・? なんでこのクソ暑い時に? よそ見しながら箸をつけて 蟹の旨味にビックリ、二度見。 「解禁したばっかり」 大将の言葉にまたまた??? ズワイガニは11月が解禁のはず。 聞けば、香住の紅ズワイは9月が解禁だそう