01/31 それなりに臓器はたらく雪見船 : 岡野泰輔 01/30 ミルクティ飲みつつ言ふかごもつとも わたしは自堕落補陀落でゆく : 野一色容子 01/29 牡蠣舟に居て大阪に来てゐたり :
カテゴリー: 短歌・俳句周辺
<サイコ歌仙> 反省会
歌仙どころか俳句も全く作ったことがない野郎を 誘い込んでの<サイコ歌仙> 第1巻の総括・反省・蕎麦喰・鯨飲会 1)霧が晴れれば見知らぬ街に 秋巡業負けても嬉し暇乞ひ 処世界 *見知らぬ街からの付け筋の発想がおもろ
・蘇らされ歌わされ雪女 : 主水
びびの会 もう何回め? 去年の3月に初めて隔月やから・・・ もう6回目になる。 今回から青うさぎさんも入って7名に。 ・蘇らされ歌わされ雪女 : 主水 エンタメの宿命と亀歩が批評。 落語のお菊さん、と光好。 年末紅白AI
【遭遇一句 −2020】01/21~01/25
01/25 雪止みし山の夜空に含羞の星よみがへる静けさにゐつ : 前登志夫 01/24 未婚でも既婚でもなく寒茜 : 吉田林檎 01/23 澱みゐる何かを元に戻さむと深夜の部屋に逆立ちをせり
【 タイム食句 ー2020 】01/21~01/25
01/25 立ち食ひの串横にひく寒さかな : 中根武郎 01/24 始発待つ光のなかでピーナツは未来の車みたいなかたち : 後藤グミ 01/23 戯曲よむ冬夜の食器浸けしまゝ : 杉田久女 &
【遭遇一句 −2020】01/16~01/20
01/20 旅に得しもの貝殻と枯野の詩 : 高柳克弘 01/19 唐突に自律分散通信網捩れて悦ぶ葱品評会 : 橘一洋 01/18 山椒魚内閣山椒魚のことばかり : 久坂夕爾 01
【 タイム食句 ー2020 】01/16~01/20
01/20 男たることのさぶしも一枚のフレンチ・トースト子と焼きていて : 三井修 01/19 河豚の臓(わた)喰べたる犬が海を見る : 橋本多佳子 01/18 深皿を何度拭いて
食句塾 新年号合評会
食句塾 新年号合評会 年間4回発行の季刊誌 掲載句から毎回3句づつ残して 年間大賞候補に。 他の毎月例会の食句賞、その候補句などは 今まで通りに最終の第1次選考に。 ・餅搗やヘルパーの鼻折られたり:咲也 ・天竺へこのまま
【遭遇一句 −2020】01/11~01/15
01/15 はねさわぎ水うち散らす魚族(うろくづ)をひとりの男しかりて通る : 山下陸奥 01/14 魂の飛ぶ狐ら大地をふみはずし : 石牟礼道子 01/13 ぼるぼる ぼるぼる 六十億の臍筋
【 タイム食句 ー2020 】01/11~01/15
01/15 大根のこゑか喜ぶ刃のこゑか : 横澤放川 01/14 暗がりは戦地の気配いつもしておぼつかな手はコップを握る : 矢部雅之 01/13 花街近し鍋焼はちひさき地獄 : 佐藤郁良 &