11/20 「放蕩息子の帰還」の素足を晩年のレンブラントは汚しぬ著く : 古谷智子 11/19 天井に宮本武蔵冬の蠅 : 金子兜太 11/18 からっぽのうつわ みちているうつわ それから、 その途中のうつわ :
カテゴリー: 短歌・俳句周辺
【遊行一句 −2023】2023/11/16~11/20
11/20 切株があり愚直な斧があり : 佐藤鬼房 11/19 夫のきみ死にてゐし風呂に今宵入る六十年を越えて夫婦たりにし : 馬場あき子 11/18 凩の果てはありけり海の音 : 池西言水 海に出て木枯帰るところ
【 タイム食句 ー2023 】2023/11/16~11/20
11/20 一頭のヤギを吊り下げ、肉片を会場中に散乱させた : 偶然短歌bot 〜ウィキペディア日本語版「ヘルマン・ニッチュ」より 11/19 酢牡蛎の皿の母国なるかな : 河東碧梧洞
【 アートな一句 】2023/11/11~11/15
11/15 モーツアルトの瞳と思ふ竜の玉 : 苳羊右子 11/14 わたくしはどちらも好きよミカエルの右の翼と左の翼 : 紀野恵 11/13 ローマいま猫の鎖の切断あり : 小山玄紀 11/12 飛びこめば青き斜
【遊行一句 −2023】2023/11/11~11/15
11/15 尋ね人として私を探すときあなたの選ぶ写真がみたい : うゆに 11/14 世にふるもさらに宗祇のやどり哉 : 芭蕉 世にふるもさらに時雨のやどり哉 : 宗祇 世にふるは苦しきものを槙の屋
【 タイム食句 ー2023 】2023/11/11~/11/15
11/15 鯛焼を食ふによろしき死角かな : 黒澤麻生子 11/14 発芽して光目指した記憶あれ大豆ミートのまどろむキッチン : 松村由利子 11/13 吉野葛ほどのとろみのそぞろ寒 :
【 アートな一句 】2023/11/06~11/10
11/10 コピー室はきみをしずかに想う部屋アカシア材の紙は置かれて : 北辻一展 11/09 点描の黒猫の眼の夜寒かな : 堀本裕樹 11/08 鉛筆を取り換へてまた書き出だす文字のほそさや冬に入りゆく : 藪内
【遊行一句 −2023】2023/11/06~11/10
11/10 すすきすでに諸氏のごとくにありにけり : 阿部完市 11/09 うまれることばかりくりかえされて、私のいない未来を愛する : 朝吹真理子 11/08 渡り鳥近所の鳩に気負なし : 小川軽舟 11/07
【 タイム食句 ー2023 】2023/11/06~11/10
11/10 ふたりで負けて笑いたかった 昼飯なんてもつ煮ライスを啜りたかった : 斉藤斎藤 11/09 鮭打棒濡れたるままに焚かれけり : 小原啄葉 11/08 しぐれ降る窓のほとりに食
【 アートな一句 】2023/11/01~11/05
11/05 大皿の縁に秋風生まれけり : 木暮陶句郎 11/04 能『定家』観るごとくゐるクリュニーのタペストリー空間在る第三惑星 : 水原紫苑 11/03 ひるすぎの小屋を壊せばみなすすき : 安井浩司 11/0