2026/08/25 目の玉にくつつく山河秋暑し : 斎藤玄 2026/08/24 おもうからあるのだそこにわたくしはいないいないばあこれが顔だよ : 望月裕二郎 2026/08/23 色鳥の
<アートな一句 2025> 2025/08/21~08/25
08・25 おしつこの切れわろきかな視力表の丸ぽとぽととおつる感じに : 渡辺松男 08・24 涼新たニホニウムある周期表 : 高橋紀美子 08・23 すいこむ息の音ではじまるアルバムを帰るま
<遊行一句 −2027> 2027/08/16~08/20
2027/08/20 戦に死なず病に死なず裸かな : 肥田埜勝美 2027/08/19 銭湯で聞く朝顔の噂かな : 子規 2027/08/18 鶏頭のそとでぱちぱち喋るひと : 鴇田智哉 &n
<遊行一句 −2026> 2026/08/16~08/20
2026/08/20 八月やわれに霊式戦闘機 : 高山れおな 2026/08/19 引き揚げの船から見えた日本は父にとりての<希望>なりしか : 黒岩剛仁 2026/08/18 長生きの象を洗
<遊行一句 −2025> 2025/08/16~08/20
08・20 いやあむしろ忘れるために今がある季節の外に合歓は咲いてて : 岡井隆 〜『鉄の蜜蜂』 08・19 ぶっ通しの愛を背高泡立草 : 夕雨音瑞華 08・18 降りますととなりの席にささやけり相対死を迫
<飲食一句 2027> 2027/08/16~08/20
2027/08/20 芋虫の朝昼夜となく太る : 菰田晶 2027/08/19 葡萄食う一粒ごとのプライバシー : 豊里友行 2027/08/18 押し寿司を箱から外す初秋かな : 小野あらた
<飲食一句 2026> 2026/08/16~08/20
2026/08/20 駅前でうつむいている男性が摂取していた液体と串 : pha 2026/08/19 胃カメラのスルスル進み台風来 : 近藤たか子 2026/08/18 きよくなることはなけ
<飲食一句 2025> 2025/08/16~08/20
08・20 死後も効く薬なら飲む天の川 : 松野苑子 08・19 あたためしミルクがあましいづくにか最後の朝餉食む人もゐむ : 大西民子 08・18 箸先に湯葉たよりなき今朝の秋 : 仲寒蟬
<アートな一句 2027> 2027/08/16~08/20
2027/08/20 ワトソンの眼鏡のように秋の窓 : 坪内稔典 2027/08/19 鳥羽殿へ五六騎いそぐ野分かな : 蕪村 2027/08/18 秋暑し血管のごと河川地図 : 小林貴子 &
<アートな一句 2026> 2026/08/16~08/20
2026/08/20 死海附近に空地は無きや 白晝のくらき周旋屋に目つむりて : 塚本邦雄 〜『日本人霊歌』 2026/08/19 せとものの臓器が秋と共鳴する : 土井探花 2026/08/