03・25 おお朝の光の束が貫ける水、どのように生きても恥 : 佐佐木幸綱 03・24 一輪の椿が占める四畳半 : 八上桐子 03・23 その町にいればどこからでも見えるでかい時計の狂ってる町
<飲食一句 2027> 2027/03/21~03/25
2027/03/25 チューリップすこしく生けて昼の酒 : 阪西敦子 2027/03/24 飲み干して貝まだ熱き蜆汁 : 矢地由紀子 2027/03/23 難儀やなう赤貝の身の腑分けとは :
<飲食一句 2026> 2026/03/21~03/25
2026/03/25 型落ちのiPhone で撮る夜空から宇宙に満ちるレモンのにおい : 宇都宮敦 2026/03/24 チャーハン作る2分7秒永き日の : 宮崎斗士 2026/03/23 心
<飲食一句 2025> 2025/03/21~03/25
03・25 炊飯器に花の模様や犀星忌 : 斎藤志歩 03・24 この部屋にあなたのいない朝夕の二回に分けてお飲みください : 佐クマサトシ 03・23 岩おこし四角く置かれ彼岸寺 : 森賀まり
<アートな一句 2027> 2027/03/21~03/25
2027/03/25 朧夜は回送電車ばかり来る : 小林鮎美 2027/03/24 合格を決めて主審の笛を吹く : 中田尚子 2027/03/23 遅れて着く花粉まみれの人喰沼 : 飯島晴子
<アートな一句 2026> 2026/03/21~03/25
2026/03/25 一秒と一千秒がひとしくすぎる花降る午後の有元利夫 : 桃化 2026/03/24 花散るやバッハのやうに新しく : 西生ゆかり 2026/03/23 好きなもの イチゴ、
<アートな一句 2025> 2025/03/21~03/25
03・25 春色のものの音にもありしこと : 後藤立夫 03・24 悪龍となりて苦しみ猪となりて啼かずば人の生み難きかな : 与謝野晶子 03・23 春の水さあつれてゆけ地獄まで : 竹久夢二
<遊行一句 −2027> 2027/03/16~03/20
2027/03/20 うぐいすの匂うがごときのどぼとけ : 橋本夢道 2027/03/19 自動車が塞いでゐたり種物屋 : 小野あらた 2027/03/18 能面の嘲る角度花篝 : 堀田季何