*「吾、我を喪(わす)る」(荘子・斉物論) ・・・われを忘れる。心が自己の肉体を離れて自由となり、忘我の状態にあること。 「我」もともとノコギリの形 *禅では一生のことを「大夢」とも呼ぶ。 「大夢俄に還る」というのは死へ
【 アートな一句 】2023/02/01~02/05
02/05 薄氷まず絵を買って家とする : 谷さやん 02/04 デンマーク船が突然現れてターナー展は春まで続く : 廣野翔一 02/03 とりあへず踏む何の繪かわからねど : 堀田季何 02/02 飾られるショウ・ウイ
【遊行一句 −2023】2023/02/01~02/05
02/05 春を待つ前売券が二枚あり : 佐藤郁良 02/04 暗き夜のおまえのなかに吃音がオーロラのごとうごめいており : 江戸雪 02/03 ここにも春が来て生恥をさらしてゐる : 山頭火 02/02 晩冬の東海道は
【 タイム食句 ー2023 】2023/02/01~02/05
02/05 倖せを疑はざりし妻の日よ蒟蒻ふるふを湯のなかに煮て : 中城ふみ子 02/04 試しみる鮫のエキスと蜆汁(オルニチン) : 菊田一平 02/03 鳥の卵ひとつのみほすあけぼのへ冷
『荘子』
『荘子』 紀元前300年 戦国時代 宗 ・・紀元前11世期に<殷>が滅び<周>が興る。 殷の遺民がまとまって住んだ地域が<宋>。 平家の落人集落のような。差別的。 *たまかぎる *無何有の郷:時間も空間も音も無い *命と
雀太、枕の革命
雀太「粗忽長屋」 もう10回体験したけど さらにさらにとんがって。 それよりもビックリはマクラ。 コロナ体験を小ネタにばら撒かず、 しっかりした構成の新作短編の噺に。 枕の革命。
【 アートな一句 】2023/01/26~01/31
01/31 鳩サブレの缶は優秀をさなごの塗り絵、ノートをすつぽり納め : 佐藤モニカ 01/30 雪雫譜面に記したくなりぬ : 田中貞雄 01/29 漫画家のともだちとする絵しりとり おとなのわたしたちの点滅 : 橋爪志
【遊行一句 −2023】2023/01/26~01/31
01/31 神すらも心ほそりて眠るならむ枯山の土に雪ひびきくる : 岡野弘彦 01/30 M列六番冬着の膝を越えて座る 榮猿丸 01/29 影が溶けきれなくなった新宿の地下のトイレで歯を磨いてる : 川村周 01/28
【 タイム食句 ー2023 】2023/01/26~01/31
01/31 蜜柑剥く回覧板が濡れている : 三好飛白 01/30 断面の苺 あなたが見殺しにした真冬から葉書が届く : 魚村晋太郎 01/29 ダイドーの自販機ありて花アロエ : 杉原祐之 &