10/25 映画館はなれてすわる はなやいだ暴力のあとふたたび会おう : 宇都宮敦 10/24 水の秋ローランサンの壁なる絵 : 高篤三 10/23 火祭りの輪をくぐり抜けきたる青年は霊を吐きしか死顔をもてり : 春日井
カラマーゾフの兄弟5 : ドストエフスキー
1章から4章の全四部+エピローグ 各部はそれぞれ三編からなる交響曲の編成 <カラマーゾフの兄弟>は全体で二つの小説になる構想。 その第一の部分にすぎない。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 5部の後半は、亀山郁夫の
【遊行一句 −2024】2024/10/16~10/20
10/20 朽ちもせぬその名ばかりをとどめ置きて枯野の薄形見にぞ見る : 西行 〜『山家集』 10/19 小鳥来る後一枚の回数券 : 田彰子 10/18 首にはしる痛みのあれば神経の稲光みゆ
【飲食一句 2024】2024/10/16~10/20
10/20 ひらひらと月光降りぬ貝割菜 : 川端茅舎 10/19 こぼれたるミルクをしんとぬぐふとき天上天下花野なるべし : 水原紫苑 10/18 ええそうなんです私が柿を置きました : 赤野
【 アートな一句 −2024】2024/10/16~10/20
10/20 野の井戸の月の一つと入れ替わる : 北村虻曳 10/19 ゆらゆらと軀ゆすりて唄ひをり寂しもよ人間の<唄ふ>といふこと : 杜沢光一郎 10/18 月の前肢をそろへて雁わたる : 眞鍋呉夫 &n
談春独演会:四十周年特別企画
たかが落語で震えあがったのはたった一回。 談春の『ねずみ穴』。20年前の高座だ。 今が58だから38か。 若造の噺家で鼻息が荒かった。 あと10年。68の談春が聴きたい。 たかが落語のフィールドは凄い。
カラマーゾフの兄弟4 : ドストエフスキー
この小説は、エピローグ付、四部からなる長編小説 『父殺し』 一つの<真実>によって説明できるものではない。 葡萄の房のように、無数の小さな真実の種子から成立する。 ・・・・・・・ 1722:ピョートル大帝の様々な改革(在
【遊行一句 −2024】2024/10/11~10/15
10/15 身に入むやQの文字打つ薬指 : 川里隆 10/14 一本の滝あるやうに秋の陽をあびてバス待つ痩身のひと : 川野里子 10/13 爪も木もビルも月へと伸びゆけり : 山田牧 &nb
【飲食一句 2024】2024/10/11~10/15
10/15 宇宙飛行士(アストロノオト)も宇宙へもちてゆきたりし食欲よ僕も飢ゑて秋ゆく : 鈴木加成太 10/14 長き夜は蒸留酒より醸造酒 : 種谷良二 10/13 鮭の皮残さず食べる川底の
【 アートな一句 −2024】2024/10/11~10/15
10/15 音楽は水だと思っているひとに教えてもらう美しい水 : 岡野大嗣 10/14 観音の臍虫の音に息合わす : 小川軽舟 10/13 二階建ての数式が0へ着くまでのうつくしい銀河系のよりみち : 鈴木加成太 &nb