創作料理　世沙弥

02/25  いくつかのやさしい記憶　新宿に「英（ひで）」という店あってなくなる　：　俵万智   02/24  性格が八百屋お七でシクラメン 　：　京極杞陽   02/23  死にたるはほしいがままに

02/25  来客のひとりはセロリもっている　：　妹尾凛 02/24  らうたしと口に出すとき思い出す　あの自販機のふるふるゼリー　：　中野霞 02/23  湯気立てて蒸籠十段春の月　：　高田正子 02/22  ホンビノ

02/25  鳥の巣で生まれた仏蘭西風のジャズ　：　小津夜景 02/24  黒一色刺繍は死せる銀の蝶  新装開店ブティック・ブランキ　 　：　倉阪鬼一郎 02/23  春を病み水平線に飢ゑてゐる　：　関悦史 02/22 

きんつば 料理も後半、和のデザートかと。 なんと鴨肉を餡にした金鍔仕立て。 ストイックな料理美学に 官能がうずいた。 ＠西天満

02/20  水ぬるむ自分のこゑを聞きながら　：　鴇田智哉   02/19  同年の友逝きたれば骨のあり簡明にして影をともなふ　：　杉下幹雄   02/18  息白し大阪弁と京ことば　：　樽谷俊彦 

02/20  鳥肉のあぶらが紙袋越しに にじんで しみて  原罪を負う ： 土岐友浩 02/19  泊まる気で来よと白魚だよりかな　：　布施伊夜子 02/18  このごろのきみの話にうなずいてのどを流れる一瞬の寿司　：　

02/20  触れるなと言わるる日々にエレベーターのパネルの点字粒立ちてをり　：　梶原さい子 02/19  白が白汚してをりぬ春の雪　：　木暮陶句郎 02/18  紙と粘土を人はつくった人間が紙と粘土でできていたころ　：

ダリだ。 ペインティングよりおもろい。 ええコレクションしたはる。