Archive for category 蕎麦周辺

お客様は、花師、釣師、詐欺師、錬金術師

<蕎麦打ち人・山下文朗の会>
世沙弥ですでに8回目。
蕎麦前、変り蕎麦、田舎蕎麦のコース。
お客様は、花師、釣師、詐欺師、錬金術師、、、
パッション熱き面々を興奮させるべく、
打ち出したのが檸檬蕎麦。

打ち師の本職はデザイナー。
アラーキーとの仕事も。
おもろくて、蕎麦屋なんか開く気にはならないらしい。

<蕎麦第一世代>

蛍狩りに誘われ亀岡へ。
ここに30年前に通った蕎麦屋がある。
当時は関西うどん圏という差別に耐えて、
<蕎麦第一世代>。雑誌特集でわずか数軒の
本格派がデヴューした頃。
数年して一気に次世代、第三世代となって今は
第七世代?ぐらい。
ブランクがあって、十年ぐらい前<みずのき美術館>を
亀岡に訪ねた時に、思い出してこの蕎麦屋へ。
大型の観光客向けのお店になって、ああ、と箸をおいた。
またまた引っ越したとの情報に今回の出動と相成った。

幾時代かがありまして。
若くしてスターになった料理人の紆余曲折のスパイス。
特にそば打ちジャンルで困るのは<蕎麦道>。
道なんていい始めたら、茶道、花道、ろくなもんやない。

ここのご主人はそういうもんから解放されて、
好きなことやってはります。
気ままに中華、フレンチ風の蕎麦前。
そして、蕎麦は2種類。
ごちそうさまでした。

にしんそば、といえば

にしんそば、といえば南座の隣のお店が有名。
京都は新鮮な魚が入らないから、
酢で〆めて鯖寿司、身欠きニシンでにしんそばという
マイナスをマウンティングしてしまう千年都の凄技。

大阪人は日本橋でにしんそば。
普通にあったかい汁そば、注文したら、
・・・かけ蕎麦とにしんの甘辛煮が別々に。
思わず感激の涙のそば呑みとなりました。

新たまねぎ蕎麦

たまねぎのたましひいろにむかれけり : 上田五千石

大阪も通天閣が緑に染まり、ゆるゆると活動開始。
街場の蕎麦屋さんに<新たまねぎ蕎麦>。
ねぎフェチにはなんともうれしいメニュー開発。

美々卯閉店のニュースにビックリ。
東京6店舗全店、これは暖簾分けの別資本。
大阪本店は健在。うどんすきで知られているが、
実は蕎麦がうまい。
近いうちに行くこととしよう。

細挽きには粉引の皿がよく似合う

蕎麦屋さんは歩いていくものです。
山奥の名店だといって
自動車で二時間かけていくのはアホです。

お昼、
若いカップル、ジョギングスタイルのおっさん、
それぞれがさりげなくお酒をたのみお蕎麦をたのみ。
ご主人、湯がき始めるタイミングが絶妙。
おつまみが終わってすぐ、ではない。
しばしの間があって、
このつかのまの手持ち無沙汰の時間。
この時の流れがいとしくて、
人は蕎麦屋に漂着する。

さいぼしをアテに一献。
粗挽きはざる、
細挽きには粉引の皿がよく似合う。

紅葉漬・フグの子糠漬け・甘海老の醤油麹漬け

富山から奥能登へ行くには、
一旦金沢に戻って珠洲特急でのんびりバスの旅である。

行く前と戻ってから、往復ビンタ蕎麦喰い。
蕎麦前の三種盛りがお店によって微妙に違う。
金沢ではハズレがない。
<紅葉漬・豆腐味噌漬け・フグの子糠漬け>
<金時草の酢の物・甘海老の醤油麹漬け・河豚の子糠漬け>
どうよ、書き上げるだけでヨダレ。

蕎麦がなくても満ち足りる蕎麦屋が
至福の蕎麦屋と北陸の風土に教えられました。

さか本の蕎麦

夕餉
鄙びた田舎料理と思いきや、
まずはサヨリの冷燻からスタート。
すぐに手打ちそばの展開。
敷地内に蕎麦の実の温度管理のための蔵があり。
(お客の人間様には空調はありません)
若竹煮。筍は風呂からまじかに眺めた竹林の朝掘り。
しゃくしゃくと互いの噛む音が響き合って
知らぬ客同士がつい笑いだす。

朝餉
がんもどき、あっつあつ。
トッピングに黒胡麻。
アフアフすると中からも黒胡麻がたっぷり。

#湯宿さか本
ワインがグイグイすすみました。

九条葱そば ・ 麩屋町のおでん

京都の鮮紅と猩々緋。

一つ目の赤:九条葱そば
二つ目の赤:麩屋町のおでん

京都に紅はよく似合ふ。

サラリーマンの居酒屋蕎麦

<遊び礼賛>のあとは
<蕎麦礼賛>とまいりましょう。

自画像論のこじつけでいえば、
そば打ち人は毎日自画像を描いているようなもんだ。

玄挽きと更科を打つ人間の個性は全く違う。
十割がいいとは限らぬ、二八を最上とするも良し。
打ち手の人間性がそうさせているのだ。
技量の問題ではない。

今日は本町。
サラリーマンの居酒屋蕎麦で
酔っ払ってる姿はうつくしい。

<亀鳴く> は俳句の季語、実感した。

繁昌亭の裏に亀の池。
ガキンチョの頃から石を投げて遊んだ場所。

さすが道眞公の梅が満開。
枝垂れて見事。
花は桜より梅に限る。
亀が首を長くして紅白の梅を眺めて鳴いていた。
<亀鳴く> は俳句の季語、実感した。

落語のあとは蕎麦がいい。
心も体も笑いの余韻に満たされてるから、
酒もうまい、つまみの牡蠣も出汁巻も餃子もうまい。
女子高生みたいに箸が転げても笑い転げて、
しかし、蕎麦だけは奇跡的にまずかった。
虚しいザルを眺めて、あっ写真撮ってなかった。


Parse error: syntax error, unexpected '<' in /usr/home/taizoo/taizoo.com/blog/wp-content/themes/arclite-tz/footer.php on line 3