『 笹踊りと笹踊り歌 』 塚田哲史

『東三河地方の
笹踊りと笹踊り歌』 塚田哲史

豊川あたりに伝わる祭礼の囃子もの。
いまも20箇所に残っている。
神社ごとの踊りの詳細と踊り歌の採譜が
A4サイズ 分厚い一冊の本にまとめられた。

東北において震災後いち早く
こころをつなぎとめたものとして注目されたのが
村々に伝承されたお祭りであった。

塚田個人の永年にわたる地道な作業は、
歌の<採譜>となるとほとんど難儀を極めるものであろう。
出版までぐるりの支えてきたメンバーの方あってのことだろうが、
なにより塚田本人の業績を褒め称えたい。

『玲瓏』の歌友、25年前に腎移植をうけて
闘病しながらの達成である。