通いたくなる蕎麦屋さんに二通り。
①挽き方、産地を変えて、もりそばだけの求道系
②季節折々のアレンジで官能をくすぐるアート系

柿木畠のこの店は②、冴えは抜群。
トマト切り冷し蕎麦:
更科粉にトマトを練りこんだ蕎麦切りは涼し気な朱色。
上にトマトシャーベット。ここまでなら普通でしょ。
最後に碗に残ったおだしに魂がこもっている。
トマトの旨味が醤油だしに見事にマッチ。
このおだしだけで、蕎麦抜きでいいっす。

みょうがそば:
どうよ、このこんもり。
かきわけてもかきわけてもむらさきの風。

赤いか天そば:
こうなってくると、蕎麦屋の定番、
天ぷらそばがものたりなってくる。
ところが、素材がこの時期の赤いか。
ここで冷酒が引き立て役に。
地酒の「竹葉」。さらには「五凛」。