2027/06/25 洗顔のたび濡れなおす夏の嘘 : 工藤玲音 2027/06/24 暴れ梅雨死は兀兀と一つづつ : 高橋睦郎 2027/06/23 遺失物保管所に待つ夏帽子 : 佐藤延重 &
<遊行一句 −2026> 2026/06/21~06/25
2026/06/25 紫陽花に雨柴田翔読み返し : 媚庵 2026/06/24 古き絵の燐寸の象は何となく人間めく眼せりわれを見つめて : 大塚寅彦 #象な一句 (一首) 2026/06/23
<遊行一句 −2025> 2025/06/21~06/25
06・25 梅雨あがる淡き光に散らむとし花はおびただしき言葉を持てり : 中城ふみ子 06・24 面白い蟷螂生れつづくなり : 岩田奎 06・23 夫と娘がわが死後のこと語り合ふ不思議な光景な
<飲食一句 2027> 2027/06/21~06/25
2027/06/25 夜のバナナいつか始まる独りかな : 亜灯りりな 2027/06/24 蛸になりたし万国旗をかかげ : 柿本多映 2027/06/23 こんな日のこんな事情の心太 : 宇多
<飲食一句 2026> 2026/06/21~06/25
2026/06/25 人生のメニュウをひらき最初からアイスクリームにしたい朝です : 藤本玲未 2026/06/24 縞鯵の黄金ひとすぢ眼まで : 相子智恵 2026/06/23 シルクロード
<飲食一句 2025> 2025/06/21~06/25
06・25 六月のセロリ水より水の味 : 松永典子 06・24 ぼくの死ではない死はある日指先に染み入るおろし生姜のにおい : 中澤系 06・23 駄菓子屋の十万円のラムネかな : 仁平勝 &
<アートな一句 2027> 2027/06/21~06/25
2027/06/25 永き日の一本脚の固定椅子 : 桐野晃 2027/06/24 潮騒や白シャツを着て娶らざる : 岩淵喜代子 2027/06/23 こゑで逢ふ真夏やこゑは消えるのに : 佐藤
<アートな一句 2026> 2026/06/21~06/25
2026/06/25 扉のひらきカラオケはこゑあふれたり道のほとりのスナックあはれ : 小池光 2026/06/24 虹吐いてひらかんとする牡丹哉 : 蕪村 2026/06/23 雲の寄る窓辺
<アートな一句 2025> 2025/06/21~06/25
06・25 ラジオ今ワインガルトナー黴の宿 : 星野立子 06・24 肉感を強調してる絵が多い半分魚なのに人魚は : 田中有芽子 06・23 優曇華もつきて黴びけり古今集 : 大島兎月 &nb
丸尾滝〜まるおのたき
丸尾滝〜まるおのたき 硫黄谷温泉の温泉水を集めて流れる珍しい「湯の滝」。 湯けむりが立ちのぼり、乳青色の豪壮な流れ。 地元の昭和の少年たちは滝壺で スタンドバイミーごっこを楽しんだが、 やがて禁止されたとか。