<遊行一句 −2026> 2026/06/21~06/25

2026/06/25

紫陽花に雨柴田翔読み返し : 媚庵

 

2026/06/24

古き絵の燐寸の象は何となく人間めく眼せりわれを見つめて : 大塚寅彦

#象な一句 (一首)

 

2026/06/23

なんにもなくなっちゃったと笑う水 : 柳本々々

 

2026/06/22

手も爪も柔らかくなって蛇口から出てくるあたたかい湯を止める : 糀沢知世

 

2026/06/21

入口のやうに出口のやうに夏至 : 小島一慶