カテゴリー: セサミ日記

私は蟹が嫌いだ。 黙々と殻から身を刮ぐ姿が浅ましい。 蟹味噌を最初に食い始めたのはどんな野郎だ。 ここに熱燗を注いで飲もうというのも浅ましい。 三国志では猿の脳味噌を食う。 蟹より猿の方がうまいだろう。 この場合は頭蓋骨

出石は午前3時から初雪。 男らが麺棒置いてスコップの雪かき。 出石にきても＜皿そば＞なんて まずいものは喰わぬ。 そばがきで雪見酒。 しんしんと身にしみる。 地元、出石の酒蔵、 楽々鶴。ささづる。 コウノトリや鶴が飛来す

02/05 春めきてものの果てなる空の色　：　飯田蛇笏   02/04 われひとりしづくも絶えてなほゐるはものおもふゆゑあした御不浄　：　坂井修一   02/03 にんげんの足跡凍てて月面に　：　池田

02/05 こんなにも生きてしまった体かと酢味噌にからめ独活食みており　：　松平盟子   02/04 立春や寝ね覆はるる酒の酔　：　三橋敏雄   02/03 母死にて友死にてわれは生き残り旨味増したる

からくり博士が＜口裂け女＞を修理してくれて復帰。 通天閣と並んでご挨拶。 バスキアの横に置くと、 釜ヶ崎とブルックリンの下町コラボ。

食句塾２月例会。 席題：チョコレート スーダラ節を知らないメンバーがいた。 改めて、青島幸男。 ３月の兼題 薄切り・厚切り　：　特 ３月予定 新人入会　　１名 オブザーバー１名 ・・・・・・・・・ 句歌系−７ 句会ー３

三条を西から東へ。

京都府新鋭選抜展。 似たような企画展は多い。 VOCA展の京都版みたいなもんか。 毎年見てるはずだが印象が薄い。 ところが今回はおもろい。 小嶋晶、柳瀬安里、大東真也、貴志在介。 ２月９日まで。

01/31 目の上に刺青を入れし巫女がゐて「夢」といふ字の形は成れり　：　有沢蛍   01/30 をんをんと冬の駅舎はかがやいて　：　谷雄介   01/29 何気なく駅のホームを見渡せば自分以外は傘を

01/31 それなりに臓器はたらく雪見船　：　岡野泰輔   01/30 ミルクティ飲みつつ言ふかごもつとも　わたしは自堕落補陀落でゆく　：　野一色容子   01/29 牡蠣舟に居て大阪に来てゐたり　：